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幸福実現党の広告塔・私のタモさんについて。 5月11日(水)に、永遠の空幕長・田母神俊雄会長率いる「頑張れ日本!全国行動委員会」が、もはや恒例の反政府デモを決行いたしました。天候にも恵まれまして、400人ほどの暇な人たちが、国会を包囲すべく、豪雨の中、中国製と思われる日の丸を濡らしながら行進したようです。そもそも、反政府デモのくせに国旗を持っている神経を疑いますが、震災の対応に追われている国会機能を妨害すべく、皆さん精一杯主張なさっておいででした。 5月14日(土)に、永遠の空幕長・タモさんのサポーター、幸福実現党の面々が、もはや恒例の反政府デモを決行いたしました。天候にも恵まれまして、450人ほどの暇な人たちが、菅政権を打倒すべく、晴天の下、明るく元気に行進したようです。そもそも、反政府デモのくせに国旗を持っている神経を疑いますが、震災の対応に追われている国会機能を妨害すべく、皆さん精一杯主張なさっておいででした。 言っていることも、やっていることも同じです。 幸福さん情報によると「救う会」のメンバーもデモに参加したようで、メンバーも重複するかな。 参照:5.11(水) 国会大包囲!国民行動 民主党本部前シュプレヒコール1 http://www.youtube.com/watch?v=cQY3SLS3tfU 菅首相の退陣を求めるデモ 2011/05/14@渋谷 http://www.youtube.com/watch?v=Nu1MT9opCu0 ・・・どうやら幸福の科学の人たちのほうが、「頑張れ日本!全国行動委員会」よりも知能は高いようです。 参照:「天罰だ!」「原発を止めるな!」幸福の科学がデモ やや日刊カルト新聞 http://dailycult.blogspot.com/2011/05/blog-post_15.html どちらにせよ、やっているのは、『猿の惑星』のミュータントと同じこと。人間ここまでいってしまうものなんですな。 参照:BENEATH THE PLANET OF THE APES - Trailer http://www.youtube.com/watch?v=9M_GXymd7KM で、タモさんは、最近のお気に入り、「放射能は体にイイ!」を、聴衆の前で演説なすったようです。 参照:5.11日本復興の第一歩は菅内閣打倒! 田母神代表議員会館前 http://www.youtube.com/watch?v=OV2RV5yugNE -----(引用初め)---------------------------------- 我が国政府は、一度測定した20ミリシーベルトを基準に飯舘村を計画避難地域に指定しているが、その後の放射線強度の低下をどう考えているのだろうか。その後の低下を考えれば、家を追われ、財産を没収され、どこかに避難しなければならない人たちを出来るだけ減らすことをどうして考えないのだろうか。放射線の被害をゼロにしても、年寄りが住みなれた家を離れ、避難所で板の間に寝て骨折するとかいう被害も多いそうだ。結果として寝たきりになってしまう。放射能被害を避けるために、新たな病人を作り出しているようなものだ。そして避けようとしている放射能被害は、現実には生じないのだ。国際原子力機関IAEAが勧告している避難基準は、年間20~100ミリシーベルトの放射線を浴びる地域だが、我が国は最も厳しい20ミリシーベルトを採用している。これを中間の60ミリシーベルトを採用するだけでも、避難が必要な人はいなくなる。総理は総理と反対の意見を持つ稲博士のような人の意見も聞くべきではないのか。 この日は飯舘村村長の菅野典雄氏との面談の機会もあった。菅野村長は、村民を守るということを十二分に認識されている方であり、自らの保身などは彼の言葉からは露ほども感じることはなかった。菅野村長は、『政府は放射能被害を避けることだけを考えているが、家を追われ仕事もなく路頭に迷うことになるかもしれない村民の生活にどのように責任を持ってくれるのか』と言っていた。村にいれば死ぬことが確実であるのなら避難も止むを得ないかもしれないが、ガンになる確率はタバコの吸い過ぎより低いそうだ。菅野村長は村にやって来た福山官房副長官に対しても、避難の必要はないのではないかと意見を言ったが、福山氏は『菅総理はやり過ぎくらいやるのがいい』と言われているとの一点張りだったそうだ。放射線強度が徐々に下がっているのにもっと柔軟に対応できないのだろうか。避難指示が出る前にも村長に対しては、全く相談が無かったということである。総理の政治的パフォーマンスのために住みなれた村から全員が追放されてしまう。これは平成の強制連行ではないのか。 --------------------------------(引用終わり)----- 参照:平成の強制連行 田母神俊雄公式ブログより http://ameblo.jp/toshio-tamogami/entry-10883616301.html 早い話が、タモさんの支持者である栃木県護国神社の宮司の稲寿さんの息子さん、稲恭宏教授が主張している部分を真に受けて、さらに自説を補強することで、放射能は体にいいので避難なんてするなとおっしゃっています。計画避難は強制連行であると。もちろん、タモさんはいつでも本気ですよ。 タモさんの盟友・札幌医科大学の高田純教授も、中部電力の広告でおなじみの『月刊WiLL』で『福島の放射能恐るるに足らず』とおっしゃっておいでです。避難するのは無駄なんですって。 そんな高田純教授の支持者の皆様が高田教授の歌を作りました。 『心配ないよ 福島は』 作詞 白石念舟 作曲 立石健二 歌 田中亜弥 純ちゃんの話を聞いたら 太陽も核の融合 ほかほかと あったかいな 福島は心配ないよ お母さん命を大事に 育てよう いきいき ゆこうよ 山々も河も きれいだよ 山々も河も きれいだよ 純ちゃんは原発前で 調べたよ ABCDEF Dのレベルだ 心配ないね Fのレベルだ心配ないよ 食べようよ福島野菜 飲みましょう福島のミルクを 空気も水も飲めるんだ 空気も水も飲めるんだ 純ちゃんはチェルノブイリやカザフスタン、セミパラチンスク、 ビキニの海 楼蘭の核も 調査した ヒロシマ ナガサキ 核被害現地を踏んで 自らがセシウムを飲んで 人体実験勇気あり 人体実験勇気あり 参照:応援 福島1.2.wmv http://www.youtube.com/watch?v=zfJ0yJUOeWU ・・・こういう歌です。平成の名宰相・小泉純一郎を差し置いて、純ちゃんを名乗るとはとんだ売国奴ですね。 炉心融解があり、冷却水が大量に漏れているとの報道を見るにつけ、心配ないなどと思い上がらずに、避難して正解だったと私は思いますが。楼蘭周辺は100ミリシーベルトを超える可能性があるから、シルクロードを放送したNHKは解体しろだの言っていた人が、福島だと心配ないって、そりゃないでしょ? ・・まず、前提として、この歌は、高田教授が会長を務める日本シルクロード科学倶楽部公認です。 参照:おうえん ふくしま 動画アップ http://junta21.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/05/post_8a71.html 放射線防護情報センターのページにもこの歌が紹介されていますが、それによると、福島は高田教授の調査でもレベルCの色がついていますね。 参照:福島核事象 (C)放射線防護情報センター 予測線量レベル http://www15.ocn.ne.jp/~jungata/Doselevel24JP0.html 『Dのレベルだ 心配ないね Fのレベルだ心配ないよ』という歌詞といきなり食い違います。 高田純教授の著作『中国の核実験』(ちなみに、高田教授は、中国の核実験に関しては実際に現地に行って計測したわけでなく、推測に基づいて計算をしています。参考資料には自著がずらりと並んでいます。)ですら、 >日本の読者のために、2メガトン威力の熱核地表実験から核種が時速40キロメートルの偏西風に乗って、日本を直撃した場合の外部被爆線量を、RAPSによって計算した。結果は、0.004シーベルトの線量レベルDである。吸引や汚染食品接収による内部被爆を加算しても、レベルDを超えることにはならない。この場合、最初の1週間の平均空間線量率は毎時12マイクロシーベルトになる。当時、こうした高い値は、全国の監視地点で観測されなかったであろう。すなわち、先の東海村の監視結果が示すように、メガトン級の地表核爆発からの核の砂は日本を直撃しなかったと考えられる。(『中国の核実験』日本への中国核実験の影響 46ページより) と書いてあるのに、日本会議の信者さんの前では、米ソの核実験は無視して中国の核実験だけを問題視するとか、訳の分からんことをばら撒いているんですよね。中国ロケに行っていない夏目雅子が核実験のせいで死んだとか、NHKは中国の核実験の事実を放送していないとか、なんで平気でああいうことが言えるのか、疑問です。 札幌医科大学が、高田教授の主張を基に、計画避難の即時中止を訴える日も近いかも知れません。 個人的には、高田教授がウイグルの人権活動家への嫌がらせを控えるようになったのは、喜ばしいです。 参照:Wikipedia 高田純 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E7%94%B0%E7%B4%94_(%E7%90%86%E5%AD%A6%E5%8D%9A%E5%A3%AB) 高田純博士著「中国の核実験」刊行 真silkroad? http://kok2.no-blog.jp/tengri/2008/08/china_nuke_test_5bd9.html 今日はこの辺で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.05.16 22:25:38
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