さて、ImportExportToolsはmbox形式でのメールボックスごと書き出し・読み込みと、eml形式でメール一通ごと書き出し・読み込みの2種類あります。
まぁ安全を考えればeml形式が一番でしょうが、今回は多すぎるのとフォルダ構造もあるので、mbox形式を試してみます。
まず、extention入れた状態で、フォルダを右クリックすると「読み込み書き出し」があります。その中に
「フォルダを書き出す」
「サブフォルダと共にフォルダを書き出す(構造と一緒に)」
「サブフォルダと共にフォルダを書き出す(簡易)」
があります。
(以降上からW1,W2,W3と呼びますね)
(「フォルダにあるすべてのメッセージを書き出す」はeml形式やhtml/テキストで書き出します)
読み込みは「mbox形式を読み込む」を選択すると、
「ひとつ以上のmboxファイルを直接読み込む」
「サブディレクトリと共にひとつ以上のmboxファイルを読み込む」
「読み込むmboxファイルを検索するディレクトリの検索」
があります。
(以降上からR1,R2,R3と呼びますね)
作業手順と実験
(1)フォルダごとに右クリックして保存・読み込む
サブフォルダがないフォルダはW1、サブフォルダがあるフォルダはW2で保存。
読み込みはR1・R3だとW2のサブフォルダ部分が読み込めません。
手間を考えてW2のみR2で読み込み(ファイル指定時には一番上のフォルダになるmboxファイルだけでok)、
その後W1を保存したディレクトリをR3で指定して読み込みます。
フォルダごとに読み込むかどうか聞いてくるので、R2で読み込んだフォルダは飛ばせばok。
これできちんと構造化されますが、フォルダ名に自動で連番が挿入されるので、嫌ならリネームを。
(2)面倒なので、一気にローカルフォルダで右クリックして保存・読み込むと……失敗。
この場合、「すべてのフォルダを書き出す」というのがでます。ってかそれしか選べません。
できたファイルはサブフォルダもフォルダもごっちゃのmboxファイルの羅列のみ。
R1でもR2でもR3で読み込んでも、構造化されずフォルダのみだらだら。
手で仕分けしないといけませんし、これでは使い物になりません。
という訳で、(1)でフォルダとメールを移行させて、アドレス帳を移行すればOK。
自分は1からやり直しするので不要でしたが、ひつようなら振り分けルールは「thunderbird_message_filter_import_export」で移行できますよ♪