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August 15, 2007
テーマ：映画館で観た映画(8351)
カテゴリ：映画
 菊さまの主演映画「怪談」を見てまいりました～ 「怪談」公式ＨＰ もうね～菊さまがいるだけで、単なる時代劇じゃなくてすっかり「江戸」「世話物」の雰囲気なのですよ～ 所作といい、着付けといい、台詞回しといい、目の配り方といい、一つ一つがホントに美しいのデス。  酔っ払ってる場面でだんだん目が据わってくる様子は「魚屋宗五郎」？？ お父様に似てますね～ そして何と言っても一番良いのは菊さまの歌舞伎で鍛えた美声！！  菊さまは、煙草売りの新吉という役なのですが、歯切れの良い江戸弁はもちろんのこと、煙草の葉を売り歩く時の「たばこ～いらんかね～～♪」の声！！  よく通ってハリがあるのです＾＾ああ～萌え萌えデス～ 新吉は、別に女をだまそうとか、女に取り入ろうとかいう「欲」を持ってるわけではないのですが、ずぶぬれの子犬みたいに、周りの女を放っておけないような気持ちにさせるのですね。 黒木瞳さん演じる富本（常磐津みたいなものです）の師匠・豊志賀も、一目会った時から恋に落ちてしまい、新吉とわりない仲になってからは稽古にも全く身が入らず、弟子に当たり散らして、たちまち評判が地に堕ちてしまいます。 実は豊志賀の父親は新吉の父親に殺され、累ヶ淵に沈められたのです。 親同士の因縁を何も知らずに、運命的な出会いをしてしまった二人。 弟子もみんな辞めてしまい、申し訳なく思って家を出て行こうとする新吉に、「行っちゃやだよ、新さんに一緒にいてほしいんだよぅ」と年甲斐もなくすがりつく豊志賀。 もみ合ったときに新吉は豊志賀の顔に過って傷をつけてしまいます。傷はみるみるうちに醜く腫れ上がって、それが元で豊志賀は死んでしまいます。 「この先 女房をもらえば 必ずや とり殺すから そう思え」 という書き置きを残して・・・・  そして、新吉と彼に関わる女たちが次々と・・・  愛しすぎること、愛されすぎること、どちらもつらく悲しいものなのですね・・・ ホラーというほど、怖くはなかったような。（途中ビックリするトコは何箇所かありますけど･汗) 深い深い情念の世界ですね～ 菊さまの「たばこ～♪」の声が聞きたいので、もう一度見に行こうかな～ 音羽屋のお弟子さん（菊三呂さん、菊市郎さん）が富本のお弟子役で出演されてました。 エイベックスがお金出してるからなんだろうケド、何でか浜崎あゆみ？？ ちょっと～情緒のかけらもなくて雰囲気ぶち壊しよ～！ 三遊亭円朝の原作「真景累ヶ淵」を読み始めましたが、話し言葉で書かれてるので読むのが大変デス。落語の本て難しい・・・ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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ホラー映画だけど、たくさん“はぁと”があったので、怖がらずに読めました（笑）
予告編でチラッとみただけなのですが、ほんとに菊之助さんって色気がありますね 月代のマゲ姿が似合う方ってそうそういませんもんねぇ 日本の怪談って、西洋のホラーと違って、人の情念や執念がからんできて、一番怖いのは人間そのものだったりしますよね そう言えば、舞台挨拶にも浜崎あゆみ来てましたね 私も「なんでそこに浜崎あゆみ？」と思ったのですが、なるほど！エイベックスだったんですね (August 17, 2007 09:03:14 AM)
「真景累ヶ淵」を菊さまで観たいですねーー！！
と、その前に１０月御園座で「かさね」しますので、ぜひぜひお出かけくださいませ♪ 恐い、というよりも、恐いくらい美しい菊さまを観に、私も早く映画館に行かなくっちゃ～～！ (August 17, 2007 11:46:42 AM)
みん★みんさん こんにちは！
そんなにグロいのとかは出てこないので、多分みん★みんさんも見られる範囲だと思いますよ～ ぜひぜひ興行成績にご協力くださいませ♪ そうなんですよ～菊之助さま、私もちょっと迷ってみたいくらいの色気でございました(何のこっちゃ） 歌舞伎で身につけた自然な「江戸の雰囲気」が漂って、もう～どきどきしながら見ましたよ♪ ＞一番怖いのは人間そのものだったりしますよね ↑ そう、まさにそんな感じです。心理的に「ゾクッ」とさせるものがありました。 エンディングが浜崎あゆみなんですよ～何でなのかな～徹底的に和の雰囲気で持っていってほしかったな・・・ エンドロールで雰囲気ぶち壊しですもの・・・ (August 17, 2007 02:04:40 PM)
恵美さん こんにちは！
10月御園座、う～ん惹かれますね～ この間真剣に名古屋行きの夜行バスの時間とか検討してしまいましたから♪ もうね～「たばこ～♪」のシーンでは頬が緩みっぱなしでした＾＾ 菊さまのラブシーン（というか濡れ場？？）も萌えましたよ・・耳を責めてましたよ♪ぎゃはあ！（あっ、スミマセン妄想機関車が・・・） 実はこの日はすごく映画館が混んでたので、待ち合わせした友人が、座れなくなるの心配して私が行く前にチケットを買ってくれてたのです。 １００席くらいの小さいスクリーンでしたが、ほぼ満席でした。 そんなわけで音羽会から送ってきた前売り券をまだ使ってないので、今度は一人で楽しんでこようと思いま～す♪ 恵美さまのレポも楽しみにしてますね！！ (August 17, 2007 02:15:47 PM)
おひさしぶりです。
私も先日「怪談」をみてきました。 それにしても映像がとってもきれいでしたね。 一番色っぽいのは菊之助さんでしたね。 たばこ売りの美声もすばらしかったなぁ。 あんまりこわくないっていう噂をきいていたけど どうして、どうして、かなり怖かった＞＜ いつか菊之助さんの豊志賀がみてみたいw (August 17, 2007 09:28:15 PM)
音菊さん こんにちは！
音菊さんももうご覧になったのですね！ ＞一番色っぽいのは菊之助さんでしたね。 ↑ うふふ、たしかに～＾ｍ＾ 私は思っていたほど怖くは感じなかったので、おかげさまでリピートできそうです♪ （私もあまり怖過ぎるのは得意じゃないので～） 豊志賀はおじい様も演じているそうなので、そのうち実現するかもしれませんね～ (August 18, 2007 08:35:36 AM)
菊さま＆黒木瞳なら、さぞ美しく、失敗もなかろうと少々興味アリだったんですが、やっぱ怖そうです。。。ピーヒャラさんのブログでは、ラブラブハートのお陰か楽しく読めたんですが、、、
公式ＨＰ、、、何か怖い(>_<) 赤い糸に指切りから入る入り口が、それだけで怖い(>_<)。 入り口から入って次の画像までの長い間がなんだか怖い(>_<) 上から赤い血？赤い糸？がゆっくり垂れてくるのも怖い(>_<)。。。途中で消してしまいました←根性ナシです(^^;) (August 18, 2007 07:19:44 PM)
オリーブ（*‘o‘*）さん こんばんは！
映像がすごくキレイなので、そんなに怖く感じませんでしたよ～ でも苦手な方はあまり見たくないですよね・・・ 私もホラー映画にはあまり慣れてないのですけど(笑） ＨＰかなり不気味ですよね(汗汗)重いし・・・ でも勇気をふりしぼってどうぞ見てみてくださいませ～＾＾ (August 18, 2007 10:34:39 PM)
ピーヒャラさんをメロメロにしちゃう、菊之助さんをひと目観ましょうと、予告編を観ました。どこのサイトだったかな。？？
菊之助さん、美しいですね♪ 江戸時代からそのままタイムスリップしてきたみたい。（江戸時代にもこれほどの綺麗な人がいたと仮定しての話、ですが。） 行燈のあかりが、これほど似合う人もそういないでしょう。 (August 20, 2007 08:42:07 PM)
MILOUさん こんばんは。
予告編、ご覧になったのですね～その勢いで是非是非本編を見に映画館へＧＯ！！＾＾♪ 江戸の雰囲気が漂って、ホントに美しい映画でした。 (August 20, 2007 09:47:21 PM)
コメント＆ＴＢありがとうございます。
この作品は菊之助さんをキャスティングした段階で成功していましたね。 以前「犬神家の一族」の試写会の時に生で菊之助さんを拝見しましたが、観客を気遣うとても腰の低い人で驚きました。 それからエンディングのあゆの歌は駄目でしたね。 (August 20, 2007 10:53:05 PM)
マサラ0517さん こんばんは！
コチラこそ、書き込み＆ＴＢありがとうございます。 これからもよろしくお願いいたします。 ＞この作品は菊之助さんをキャスティングした段階で成功していましたね。 ↑ 菊さま以外は考えられないですよね。 雪やみを待っているところで豊志賀と会う場面での、菊さまの目が良いんですよね～ 甘えるような、それでいて媚びるところのない純粋な眼差し・・・ あの目に女たちはみな迷っていったのですね～ ＞以前「犬神家の一族」の試写会の時に生で菊之助さんを拝見しましたが、観客を気遣うとても腰の低い人で驚きました。 ↑ 生来のやさしさがにじみ出るんでしょうね。歌舞伎役者というと浮世離れしたイメージですが（Ｅびちゃんとか）、菊さまは「普通の感覚」をちゃんと持っていらっしゃいます。 ホント！浜崎あゆみはブチ壊しですよね！！ いろんな方のブログを拝見しましたが、皆さんこれには文句をつけていました。 (August 21, 2007 09:10:31 PM) |
