カテゴリ:●モーリシャス旅行記2009
続いてバードパークに向かう途中、見晴らしのいい展望台で車を停めてくれた。
「世界遺産の【ル・モーン】だよ」 そうなんだ、じゃあ写真写真♪と撮影してたら。 「違う、違う、反対側の山だよ」だって(笑) こっちの崖↓みたいなのが【ル・モーン】です。 何の変哲もないこの山が世界遺産になったのは2008年。 歴史的・文化的背景から選ばれたそうな。 D氏曰く 「 奴隷制度の時代、ル・モーンでとてもとても悲しい出来事があったんだ。 アフリカの黒人やインド人がこのモーリシャスに連れてこられ奴隷として働かされていて、 沢山の奴隷が苦しくて逃げ出してこのル・モンの山頂で集落をつくりひっそりと暮らしていたんだ。 奴隷制度が開放され、イギリス政府がこの奴隷たちに開放を呼びかけても 奴隷たちはその言葉を信じず、またあの過酷な状況に戻りたくないと、 沢山の奴隷が海へとダイブし命を失ったんだよ。」 奴隷でいるよりもこちらからダイブする事を選ぶだなんて。。。 こうして平和な時代に生まれてきて良かったです。 車を走らせているとモーリシャスの南国らしい風景に出会えます。 【マングローブ】 実はマングローブはじめて見ました。 【バニヤンツリー】 1つの木の枝から気根が地面 に向かって降りていき、 地面に達すると根を生やして幹になり、そのまま成長すると1つの木で森のような状態になります。 このバニヤンツリーもとても大きかったです。 モーリシャスの産業の一つである【塩田】 こうしたモーリシャスらしい風景があると、 D氏は説明したり、車を停めてくれたりととても親切。 しかーし、この日バードパークが閉まるのは16:00。 「こんなにゆっくりしてたら間に合わないかもね~」と私達の心配をよそに、 15:30にバードパークに到着した。 30分だけしかないけど、一応入場するだけしてみよう。 するとエントランスで「もう閉館です」だなんて。。。 営業時間16時までじゃないのって聞いても 「レジ閉めたからの一点張り」 そこまでバードパークに執着もないし、タクシーに戻っていきさつを話すと、 D氏が怒って「オレが話しつけてきてやる」とエントランスに向かっていった。 なにやらモーリシャス語でもめてるけど埒があかない。 あの・・、そんなに鳥みたいわけじゃないしあきらめましょう。。 「帰りにスーパー寄って買い物したいし、もういいよ」とD氏をなだめて帰路に着いた。 約束どおり連れて行ってもらったスーパーはJUMBOという地元のスーパーで結構大きい。 モーリシャスのフェニックスビールやらお菓子やらを買い込む。 ホテルに着くのが遅くなるからと急いで買い物して戻るとD氏がいない あれ?どこいった?? どうやらD氏もJUMBOで買い物していたのか、 フランスパンが入った大きなスーパーの袋を抱えて戻ってきてた(笑) ついでにお買い物してたようです 帰りの車内では、翌日の営業に必死なD氏。 結構疲れてたので半分位しか聞いてないけど、 必要があったら携帯に電話するからと、名刺をもらっておいた。 (多分また利用するし、少しでも知ってる人の方が安心) ようやくホテルに到着した頃には辺りは暗くなっていた。 一日中色々回ってくれてありがとうです。 バードパークには行けなかったけど一日中観光してもらったし、楽しかったわー マイペースなおじさんですが、モーリシャスでタクシーをご用命の際はD氏をよろしく。 オプショナルよりも安くてオリジナリティーな旅になりますよ (↑日本で宣伝しておいてって言われたので一応・笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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