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カテゴリ:潤んだ瞳(パグ)
ついにwhisky-mistさんも「BARでスケッチ」の楽しさに気づかれたようで、とってもとってもうれしいです。そのうちみんな始めると、BARのカウンターに、スケッチブックを持つ人や、大学ノートを広げる人、キャンバスを持ち込む人、コースターの裏に描きはじめる人などが並んで、バーテンダーは何事かと驚いちゃうほどのブームに発展しちゃうかもしれませんね。
って、おおげさか。 でも、ホント楽しいですよ。 一人で飲みながら絵を描いているとバーテンダーが忙しくて相手してくれなくても、全然手持ち無沙汰じゃありません。むしろ忙しいくらいです。 隣の方とお友達になるきっかけにもなります。 それに、何度も書いてますが、あとから反芻する楽しみも倍増です。 絵を描き始めてしばらくたち、もうちょっとうまく描きたいとか、なにか面白いヒントはないかなとか、いわゆる向上心が芽生えてきました。もしかして、同じようなことをしている人がいるかもしれない、そういう人がいたら何か盗めるかも、などと思っていたとき、町の本屋さんで出会ったのがこの本。 『カフェにいてちょっと向こうをさらりと描く15分の裏技』 山田雅夫、自由国民社、2003年(1400円+税) 山田雅夫さんという方は、都市設計家だそうです。建築家ならではの遠近法の解釈も勉強になるかもしれませんが、なにより読むと、 「ちょっとやってみようかな」 「意外と自分でもできるかも」 と、思わせてくれる本です。 「...突然ファインダーを向けては警戒されますし、だいいち失礼です。いっぽう絵はというと...、せいぜいちょっと変わったヒトと思われるくらい。実践結果から申しますと、ほとんどの場合で好感をもたれます。」 いや、ほんとですね。絵を描いていて嫌がられることはまずありません。ちょっと変わったヒトって思われるくらい、今まで酔っ払ってやらかしてきたことを考えたらどうってことないです。 それに絵を描いていると、その物体の様々な面が見えてきます。ボトルだけじゃなくて、バックバーの配置、バーテンダーの服装、壁のしみ、カウンターの高さと天井の高さ、どんな照明を使っているのか、などなど。新鮮な発見がたくさんあって、楽しみが増えますよ。 だまされたと思ってやってみて、ほんと楽しいから。 ところで上は、横で寝ていた潤(パグ)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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