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カテゴリ:我が心はウィスキーにあり
おととい飲んだウイスキー。SPEYBURN 10 y.o.です。
鼻に近づけたとき 特に個性的というわけではないのですが、フレッシュで明るく、とても好感の持てる一杯でした。ラベルの横には鱒が滝登りをしている絵が描いてあって、これを見ながら飲んでいると、鮎だの山女だの川魚が食べたくなってきます。食欲を刺激するモルトでした。 そういえば、宝酒造のトマーチン(4/1の記事)も、安い割りにはとてもバランスが良くておいしかったのを思い出します。これも日常的に飲みたいと思わせるモルトでした。
下は土曜日に飲んだモルト。トミントゥールのヘビーピート版『OLD BALLANTRUAN』。
激しいピートで思わずだじろぎます。コメントには、「自分は何人になったのか? ピクト人ならぬピート人?」などと、オヤジギャグを飛ばしています。とても面白いけれど、一杯飲むと、そのあともう一杯飲む意欲が出ない。 そこでまた思い出したのが先日のコンパスボックスのスパイスツリー。これは生々しい木の雰囲気がとてもユニークでしたが、やっぱりもう一杯欲しいという気にはならない。
何をいわんとしているかというと、奇をてらったものよりも、バランスのとれたスタンダードが良い、などということでは全然ありません。もう一杯と思わないからまずいというわけではないのです。 もう一杯と思わないモルトも、強い印象を残しているし、またしばらくすると思い出して飲みたくなるかもしれません。そんな風にしてラフロイグも大好きになってますし。 逆にスペイバーンもトマーチンも安心して愉しめるから頻繁に頼むか、というと、そうでもありません。事実、それ以来トマーチンは飲んでいません。 じゃあ、何の話かというと、自分が浮気性だとか、外で遊んできても最後は私のもとへ帰ってくるのね、などというたとえ話でもありません。 ただ、色んなウィスキーがあって楽しい、これからどんなモルトに出会えるかワクワクする、今夜は何を飲んでねようか、そんな程度の話です。やっぱりモルト好き。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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