BARで描く絵日記

　知り合いや知り合いの身内の方が急に亡くなったという知らせが相次ぎ、人生いつ何が起こるかわからないなあという寂寞感に襲われたりする今日この頃ですが、

　今夜は念願のフストカーレンに行ってきました。フストカーレンは予想以上にフストカーレンで極上のひと時をすごしました。きゃろさん、ありがとう、もしかしてまだ飲んでるのかな。

　帰りの電車では、また色んな人々を観察しました。

　帰り着いて、駅前の巣ごもりによりました。若者グループの隣の席で、彼らの話に聞き耳をたて、ちょこっと会話に混ざったりしました。

　今日味わった色んな想いをすべてスケッチブックに残しておきたいと思いましたが、それが無理なことはもちろんわかっています。

　今、僕の心の中はパツンパツンに膨らんだビニール袋の中のふわふわの綿飴です。この数時間に味わった様々な記憶でいっぱいです。でも時間がたてば、しわしわのカタカタになってしまうんでしょうね。とても幸せなのにちょっと寂しい。

　帰り道、小雨が体に浸透して、早くもふわふわからカタカタへの進行が始まっているのがわかります。

　最高の夜なのにちょいセンチなのは、夏の終わりというこの季節のせいだってことにしておこう。

　今夜は、カタカタになった綿飴をふわふわに戻すテクノロジーを発見する夢を見たいな。