有機野菜が高い訳
近くのスーパーで販売している地元農家さんの野菜の有機表示がなくなったみたい。有機野菜を作っているのに、有機野菜表示が出来ないんですよね。現在の法律では、国の認可を受けないと有機表示することを禁じているから。それでなくても手間が掛かるので販売価格が高くなるのに、認可を受ける為には、費用が必要なので個人農家さんでは認可をとりにくい。「食の安全」を考えれば、有機野菜の方が安全。誰しもがわかっているのに、国の法律では、安全な有機野菜を高く販売して、人体に害のある恐れのある野菜を安く販売する仕組み。人体に有害とされる農薬等を使用するのだから、国の認可を取り、農薬等の使用を規制し、使用方法を義務化するのが普通だと思うんだけどな?それ以外にも、有機野菜は流通量が少ないので販売価格が高くなるみたい。法律を変え、多くの野菜が有機野菜になれば、有機野菜は安くなるようだ。「食の安全」をうたいながら、現実には、「食の安全」を妨げている。農協は、農薬を販売することで多くの利益を出している。農協の持つ組織票は大きく、政府に対して大きな力がある。これらを考えると、現状もわかるような気がする。「食品偽装」等、「食品の安全」を真剣に考えるなら、国政を改めないとなくならないかも。