カブトムシ

路地。
「どうしてあんなデタラメを・・・。訂正記事載せて下さい。このままでは
すみませんよ。花岡先生に恨みでもあるんですか？」（純子）
「なんの恨みもありません」（井村）
「あなた・・・」
「思い出してくれましたか。ユニオン化粧品さんにはお世話になりました」
「あの時の・・・」
「このままですまないのはそちらさんの方かもしれませんよ」

徳永医院。
鯛子さんが２つお弁当持参。
「２つも食べはるんですか？」（藪ちゃん）
「（ドテ）」（鯛子）

病院。
純子凸。

病院、廊下。
北野凸。
井村は経済誌の記者で化粧品会社の独禁法疑惑の強引取材でしめだされる。
「その会社に勤めてたんです。しめだしたのは私です」（純子）
「逆恨みじゃないですか」（北野）
「これ以上いれば、先生にもっと迷惑かけてしまう」

たこ芳。
北野が徳永夫妻に報告。

昼食。
「純子さん、更年期障害と違うやろか？」（晴子）

徳永医院。
サイダーが料理が得意で鯛子さんの分も作ることになりましたとさ。＞ぉ

徳永家、表。
ワイドショーのカメラ凸。

居間。
「おひまをいただきたいんです。この度はご迷惑をおかけしました」（純子）
「北野さんから聞きました。あちらの逆恨み。絶対にあきませんよ」（町子）
健次郎凸。
「大先生ご迷惑をおかけしました」（純子）
「あほなこと言うたらあかんわ」（健次郎）
「辞めるなんて言わんといて下さい」（町子）
「原稿のこともありまして・・・。大切な原稿・・・。申し訳なくて」（純子）

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