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黄金ガール、不動産とアンティークコインが好き!

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2015.11.21
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カテゴリ:映画
骨董品を届けた帰りに映画を観ました。
前から とっても気になっていた映画です。

ヒューマンストーリーなのですが、
この映画では、フランスに古くから伝わる「ヴィアジェ」という
不動産売買契約制度が、ストーリーを興味深いモノにしています。

ヴィアジェとは「終身」という意味で、多くは70歳以上の
人に利用されるシステムで、その特徴は不動産を売却しても
売主は亡くなるまで そこに住み続けられて しかも
ブーケと呼ばれる一時金の他、毎月一定額のレントを貰える、と
いうもの。

買主は、購入後もスグに自由に使えない上に毎月レントを
払い続けなくてはならない、売主が亡くなってはじめて
物件は買主に引き渡されるのです。

買い手にとってのメリットは、物件価格が安い事、
しかし売主が長寿の場合は総支払額が、すごく高い物になる
というデメリットがあります。

映画にも出て来る実例としてヴィアジェで契約した6日後に
売主が亡くなって大きく得をした不動産屋の例が有ったり

これも実話で、90歳のお婆さんと契約したあと、彼女は32年間
生きてギネスの長寿記録を打ち立て、買主の方が先に亡くなり、
その妻がヴィアジェの後を継いだ。
こんな感じで、物件の総支払額が分からないヴィアジェは、
ギャンブル性が非常に高いのですね。

映画のストーリーを少しだけ紹介しますね。
舞台はパリのマレ地区、疎遠だった父親からの遺産相続の為に
ニューヨークからパリにやって来たマティアス、離婚3回
子供は無く、自宅を処分しても借金だけが残った。

父が遺してくれた遺産は部屋数も多い高級アパルトマン!
しかも広い庭付き!
高く売って、自分の人生をやり直そうと期待するが、
そこには元所有者のマチルド婆さん90歳が住んでいた。

ヴィアジェ契約によって売却出来ないばかりか、
マチルドに毎月2400ユーロを支払わなくてはならない。
マティアスは、憎んでいた父からの遺産が負債だと知り怒る。

そこから内緒、(^^ゞ
父の遺したアパルトマンの契約が導く出会い、秘められた
恋と家族の物語なのです。

このヴィアジェは、売却希望者は多いもののギャンブル性が高いので
購入者は限られていましたが、近年 高齢者の増加に伴い
注目が集まっているそうです。

では、興味のある方はこちらの 下矢印 予告編をどうぞ!

     パリ三区の遺産相続人



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Last updated  2015.11.21 13:31:42
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