熱中症は災害
今日のクローズアップ現代は「新たな災害」熱中症の脅威。本日までの熱中症の搬送者4万6千人を超え、死亡者は470人を超えた。高齢者は扇風機も冷房もない人が多い。家族が部屋に冷房を入れるよう薦めても大丈夫と団扇(うちわ)であおいでいた。その男性が具合が悪くなり、家族は一晩寝て起きれば元気になると思ったが翌朝になって急変。病院へ運ばれ、重度の熱中症と診断された。脱水症状が厳しく今でもまだ入院中。熱中症になると脳や心臓、内蔵などの細胞が損傷を受ける。命を取り止めても後遺症に苦しむ人も多い。経済的な事情により、何年も電気やガスを止められ熱中症になって死亡していた人も。夜寝ている間に死亡する高齢者が続出。コンクリートの集合住宅など、気密性が高い最近の住宅は夜になっても温度が下がらず寝ている間に死亡することがわかった。何年か前にフランスで熱中症で1万5000人も亡くなった。その後、政府は対策をとった。温暖化により年々気温が高くなる日本。猛暑に弱い高齢者を支援する仕組みや経済的弱者に対する支援なども進んでいない。最後に「熱中症を災害ととらえ今後対策をとっていかなければならない」と話していました。熱中症知って防ごう熱中症熱中症を防ごう