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テーマ:種から育てる実生の歓(67)
カテゴリ:種から育てる
今日は注文していた種子が届いたので種蒔きをしました。 主に多肉植物(お肉)コーデックス系です 【デロニクス・デカリー】 ◼︎ Delonix decaryi マメ科 デロニクス属 ◼︎ 大粒の黒枝豆に似た種子でとても硬い種皮に包まれてました。あまり美味しそうに見えない。 このデロニクス・デカリーはネットで検索すると幹が樽状になってる物と 普通の棒状の樹になってる物と見受けられた。実生or挿し の問題?それとも育て方の問題? どちらにせよマグレでもいいので塊茎になって欲しいです ◼︎ 発芽促進処理:半日メネデール希釈水へ ◼︎14/05/08 発芽 (発芽率40%) 【キフォステンマ・オロンド】 ◼︎ Cyphostemma orondo ブドウ科 キフォステンマ属 ◼︎ ブドウ科の植物だけあって蔓性の多肉でバリバリの夏型のようです。キフォステンマ・ラザ や エレファントプス あたりが有名 ◼︎ 発芽促進処理:半日メネデール希釈水へ (果肉をまとってたのか 吸水させると種皮のまわりがもろもろになり、手で擦りあわすとベトベトになって剥け落ちました) 【イポメア・プラテンシス】 ◼︎ Ipomoea platensis ヒルガオ科 サツマイモ属 ◼︎ どこかのブログで紹介されていたイポメア、塊根からの綺麗な花を咲かせていました。その写真が凄く魅力的で購入してしまいました。自分で蒔いた種からそんな花が咲くと、と想像するだけでワクワクします。 種はアサガオの種そっくりでした ◼︎ 発芽促進処理:背中をヤスリで傷付けて、半日メネデール希釈水へ (吸水させると2倍くらいに膨らみました) ◼︎14/05/01 発芽 (発芽率80%) 【イポメア・アルビベニア】 ◼︎ Ipomoea albivenia ヒルガオ科 サツマイモ属 ◼︎ このイポメアは夜に花を咲かすみたいです。また非耐寒植物は冬の間は断水して越すのが一般的ですが、イポメアは地下に芋を作るので芋を掘り起こして新聞紙に包み冬を越させるという荒技があるそうです アルビベニアのタネはアサガオのタネをそのままベージュにした感じ。 ◼︎ 発芽促進処理:背中をヤスリで傷付けて、半日メネデール希釈水へ (吸水させると2倍くらいに膨らみました) ◼︎14/05/01 発芽 (発芽率100%) 【パキポディウム・デンシフローラム】 ◼︎ Pachypodium densiflorum キョウチクトウ科 パキポディウム属 ◼︎ ”シバ女王の玉櫛”という和名があります。パキポディウムの中ではメジャーではないでしょうか、つい最近も近くのホームセンターで幼苗を見かけました、小さいのにすでにパキポディウムの風格があってとても格好良かったです。種子は小さめ、藁に包まれたような なんだか頼りなさそうな感じ。 ◼︎ 発芽促進処理:半日メネデール希釈水へ 【パキポディウム・サウンデルシー】 ◼︎ Pachypodium saundersii ◼︎ ”白馬城”という和名がついていてこちらもメジャー品種だと思います。名前負けしないように逞しく育てたいです。 種子は平べったく うちわ型 ◼︎ 発芽促進処理:半日メネデール希釈水へ ◼︎14/05/23 発芽 (発芽率20%) 【トリコディアデマ・アフ・ハリィ】 ◼︎ Trichodiadema aff. hallii マツバギク科(?) トリコディアデマ属 ◼︎ このトリコディアデマを調べてみるとマツバギク科の植物となってる物と ハマミズナ科となってる物があり、どっちが正確なのかよくわかりません。また夏型と書いてるものもあれば冬型と書いてるものがありました、購入店では夏型表記に。学名や分類の誤りなら まぁ植物の分類なんて時代と共に変わるもんだし仕方ないか 程度ですが、成長タイプや育て方の間違いは植物にとっても死活問題ですよね。それだけの情報がまだ出回ってないのか、育成するにあたり試行錯誤して大切に育てなければなりません。 種子の大きさは 超極小、ミクロ、手でつまめない、ぷりんやシュークリームの中に入ってるバニラビーンズ(黒い点)、とにかく今まで見た種子の中で1番小さい種子でした。5粒入りだったんですが、ビニールポットに蒔こうとしたら タネを乗してる紙がペコンッてなって3粒がどこかへ飛んでいきました。 ついさっき大切に育てなければなりませんと言ったところですが、蒔く前から半分以上を失ってしまいました。 ◼︎ 発芽促進処理:なし 【トリコディアデマ・アフ・リトルウッディ】 ◼︎ Trichodiadema aff. littlewoodii マツバギク科(?) トリコディアデマ属 ◼︎ こちらも購入店では夏型と書いてましたが、ほかでは冬型となってました。でもこの品種の情報を色々調べると屋外(しかも霜が降りてる中)で越冬させている画像付きのものがありましたので、自分の中では軽く冬型優勢になってます。 種子の大きさはハリィ同様超極小 ◼︎ 発芽促進処理:なし この2つは去年 家でタネを採って保管していた物。どちらも赤い実をつけるとってもおいしそうな植物。名前にサンゴと入っているけど茄子の仲間。もう一方はチェッカーベリーと言う名前ですが、いちご(バラ科)やブドウとは無関係です。 ついでに双方 お肉仲間(Caudex)とも無関係です。 便乗して一緒に蒔いておきました 【スノーサンゴ】 ◼︎ Solanum pseudocapsicum ナス科 ナス属(ソラヌム属) 結実する実には毒があり注意 ◼︎ 発芽促進処理:半日メネデール希釈水へ ◼︎14/05/19 発芽 (発芽率約50%?) 【チェッカーベリー】 ◼︎ Gaultheria procumbens ツツジ科 シラタマノキ属(ゴールテリア属) こちらも結実するが実は食べれない (不味い) ◼︎ 発芽促進処理:半日メネデール希釈水へ ◼︎14/05/19 発芽 (発芽率約50%?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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初めまして
Cyphostemma juttaeの種を買ったので、播種に関する情報を調べていてたどり着きました。 Cyphostemmaの実生情報って全然無いので、ネムレスさんの実生報告に期待しています。無事発芽することを祈っております。 (2014年04月30日 13時52分58秒)
>デンドロカカリヤさん
はじめまして、コメントありがとうございます。 本当にキフォステンマって実生データが出てこないですよね、自分も手探りの状態での育成記録になりますので はたして参考になるのか分かりませんが…また変化があった時に更新していきます。一緒に楽しみながら育てていきましょう(*^^*) これからも宜しくお願いします♪ (2014年05月01日 07時54分13秒) |