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テーマ:大河ドラマ『天地人』(392)
カテゴリ:大河ドラマ『天地人』
二人の野望。
明国、朝鮮を従えるべく、朝鮮出兵へ動き出す秀吉。。 信長から秀吉へと受け継がれた野望。。 天正19年(1591年)7月。。 菊姫が上洛。。 お供としてお船も。。 景勝、兼続は出羽へ一揆鎮圧へ。。 京では。。 聚楽第で女たち。。 北政所が菊を気遣う。。 お船は、物珍しくて楽しそう。。 ヒメサユリか。。 淀はじめ秀吉の側室たちと。。 北政所は菊と同じように子がなく。。 気持ちがよくわかると。。 淀殿が鶴松を産んでくれて。。 出来ぬことは他に任せれば。。と気が楽に。。 しかし、菊は跳ね返す。。 菊は神経質になっている。。 そこに淀が。。 ヒメサユリを沢山集めてくれ! と天真爛漫に。。 そして越後では。。 男たちが春日山でヒメサユリにまみれていた。。 で早文で送られたヒメサユリ。。 半ば呆れる北政所。。 つか。。自分のしたことを上回ろうとする淀に。。 北政所は快く思っていない。。 翌月。。 鶴松、3才で死去。。 秀吉も落胆。。 淀は泣き臥せる。。 そこに北政所が気遣い。。 「腹を痛めた我が子の死が。。」という淀。。 北政所と淀殿の心の溝。。 で、狂いはじめた秀吉は朝鮮出兵。。 越後では子守をする兼続が。。 オムツ替え。。 そこに景勝。。 秀吉は秀次に関白を譲り、 自らは関白にと。。 景勝は、意外と子煩悩。。 おまつは、景勝にタメ口。。(笑) 淀殿は鶴松の死に悲しみにくれる。。 他の側室供は、その陰口。。 それを目の当たりにする菊姫。。 そして菊姫は淀の所へ。。 さすがに「義」に生きる上杉の嫁。。 算盤勘定では動かぬ。。 心から淀を気遣う。。 そして励ます。 「信玄の娘が、信長の姪を励ますか?」と淀。。 淀は菊に心を開いた。。 しかし秀吉は悲しみに暮れ。。 狂人へと歩みだす。。 国中の大名に唐入りを命じた。。 それを諌める北政所。。 それならば、わたくしをお連れください。。 しかし、秀吉は淀を連れて行くと。。 文禄元年(1592年)。 上杉軍は朝鮮出兵に向けて春日山を発す。。 そして、その途中。。 京にて景勝と兼続、菊姫とお船のもとへ。。 念願の再会。。 景勝と菊。。 兼続とお船も再会を喜ぶ。。 しかし。。 今回の戦に関しては太閤殿下に一言申し上げねばと兼続。。 三成に面会をとりなしてもらうと。。 そして兼続は三成の下へ。。 出兵準備に忙しそうな三成ら。。 「叶うなら、太閤殿下に思いとどまられるように進言したい」 大義名分のない戦。。 「国の礎を更に固めるためだ」と三成。。 あくまでも秀吉追従の三成。。 豊臣の天下に忠実な三成。。 それに兼続は。。 景勝、兼続は家康と共に北政所に呼ばれる。。 すでに北政所と家康の繋がりが。。 のちの戦の火種がくすぶり始めている。。 狸爺の家康と、義と愛の景勝と兼続。。 共感しあえるはずもなく。。 お船に兼続は。。 「異国より、果たして無事に戻れるか。。」 もしもの場合は、春日山の仙桃院様を頼れと。。 弱気な、後ろ向きな兼続を、お船は喝を入れる。。 「生きて戻られねば嫌でございます」と。。 愛の兜は、その証。。 上杉軍は4月、肥前那護屋城へ。。 加藤清正らが海を渡る中、 1年以上留め置かれる上杉軍。。 淀は菊と船に、上杉に渡海の命が出たと。。 でも。。子が出来たと。。 花には花の役目が。。 これで秀吉も思いとどまるか。。 家康の含みを持った言葉に送られ。。 景勝、兼続ら上杉軍は、朝鮮へ向け。。 これでは女子の花戦と変わらぬ。。 珍しい花を集めて優劣を競うらしい。。 もっと太刀が悪いがの。。 惣右衛門から兼続に文が。。 娘が、じいじ と呼ぶようになったと。。 無駄に命を落とすわけにはいきませぬ。。 2009年大河ドラマ 『天地人』 第31回 「愛の花戦(はないくさ)」
最近読んだ戦国モノの小説で一番面白かったのが。。 『のぼうの城』。。 小田原北条氏征伐の際の石田三成らによる武蔵国忍城攻略の物語です。 さて。。 今回。。 タイトル通り「女たち」の描写に徹しましたね。。 雌鳥がなくと国が滅びる。。 まぁ、国が滅びる一歩前の話ですが。。 ドラマ自体は、とっくの昔に、 企画段階から雌鳥に鳴かせて壊れたところから始まってますけどね。。 戦国武将。。男。。漢を描くのに。。 やっぱり女性脚本家じゃ無理なわけで。。 完全に直江兼続が主人公の『天地人』ではなく、 女たちに乗っ取られた、今回の『天地人』。。 まぁ、1回限定だと。。 たまには、「あり」だと楽しむ気持ちはありますが。。 「たまに」じゃないですからねぇ。。 さすがに、ちょっと疲れてますからねぇ。。 何も考えないで観れば楽しめるんですけど。。 レビューを書くと後ろ向きになりますねぇ。。 そもそも北政所(おね)と淀殿の争いって、 このあとの日本の動きに大きく影響を与えるわけだから。。 今回の話も、必要なエピソードではあるわけで。。 菊姫という登場人物を生かすためにもね。。 でも。。 『利家とまつ』『功名が辻』と。。 夫婦をメインテーマに描く戦国モノ大河は飽きちまった。。 こんな愚痴を書くのも今更な感はありますけどね。。 今、思うと。。 『風林火山』は貴重だったなぁ。。 風格が出た北村景勝は見応えあるんだけどなぁ。 兼続の子の対話シーンとか。。 次回、第32回「世継ぎの運命(さだめ)」。 上地雄輔の秀秋が登場か。。 来年の『龍馬伝』は、娯楽色が強そうだしなぁ。。 フクヤマ好きな私ですら、ちょっとどうかと思う。。 その間の特別大河『坂の上の雲』に期待か。。 楽天広場テーマ『龍馬伝』 →人気blogランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.02 21:03:49
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