カテゴリ:モスクワの暮らし
日本から来られた先生にお会いしに、夕方、
その先生が宿泊中の都心の高級ホテルへ。 お夕食、どこの店にご案内しようかな、 トルコ料理かな(実はロシアにはトルコ料理屋が多い) ところがロビーでお会いすると、 「ここのレストラン予約しておきました」 えっ、このホテルのレストランって、フレンチってこと!? おフランス料理なんて、ロシアに来てから 一度も食べてないわ。 というか日本でだって、論文の締切り間際に 朦朧とした頭で近所に食べに行ったら 間違えてフレンチ・レストランに入っちゃって、 仕方なくすっぴんのジーンズ履きで 一人もそもそコース料理食べたのが最後かもしれない。 (しかしあのとき、栄養補給は充分にされたな。) ともかくロシアに来てからは初めてよ~。 嬉しくなってふかふか絨毯の階段を上り、 レストランに入ってみれば、シャンデリアに布クロスのテーブル、 暖炉には火(電気でしたが)、そして窓の外にはクレムリン。 そしてメニューを開くと、めっちゃ高! 先生、こんなの頼んでいいんですか…? 遠慮の念を覚えつつもアボガドのカプチーノ・キャビア添え というのを注文して、来てみると薄いグリーンのきれいなお料理。 ロシアに来てこんなパステルカラーの食べ物 初めて見たかもしれない(涙) 次には特製ボルシチスープ。なんとプルーンが入っている。 これがこのホテルのスペシャル・レシピらしい。 どちらもおいしいわ~… ただし。 なんだかどちらも異様にお腹が膨れるのです。 コース料理ってたしかにお腹いっぱいになるものでしょうが、 コールド・ディッシュとスープだけで この膨れ方は、なにかが違う気がする。 思うにアボガドは生クリームが、ボルシチはプルーンの甘さが、 私をいたずらに満腹にさせたのではないでしょうか。 その後は肉料理に手を出すことなく、デザートにスキップ。 でも別腹もすでにかなり一杯で、 ケーキはいただけずフルーツにしました。 うーむロシアのフレンチってボリューム重視なんじゃないだろうか。 やはりおそるべし、ロシア。 でもおいしかったです。久々のゆったりムードも嬉しかったし。 先生、ごちそうさまでした… (そうなのです、すっかりご馳走になってしまったのでした。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/10/07 06:44:31 PM
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