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カテゴリ:オランダ暮らしの中で。その2
みなさま こんにちわん。 ものごっつい風がびゃうびゃうと吹いています。 秋の初めは良い陽気で、あったかかったオランダですが、 やはり恒例の秋の嵐が続きます。 風の音が怖い。 さて、 前回の日記にて 幸福の基準。というお話を書いたのですが、 ちょっと つづきを。 「オランダ人の85%が今の暮らしに満足している、幸せ」と答えたというアンケート結果。 ちょうどその後、フランス人の友人と話をする機会があり 「どう?フランス人だったらどんな数字が出ると思う?」と たずねたところ、 「苦笑いをしながら、フランス人でこれはナイなー。」というような答えが返ってきました。 「日本人もナイと思う。」と わたし。 近所の商店街。 フランス人は、いつもなんとなく不満足で、 簡単に「はい、幸せ」とは言わないのじゃないか、 というのが彼の意見。 「今 幸せやわ。トレビアン(というかどーかしらんけど)」と キチンと言えない、言いたくないという、お国柄があるとみました。 日本もどちらかと言えば フランスよりかも。 でも、 そのココロの中は フランス人と日本人は 同じではないように思います。 どう違うのか。。。 日本には、幸せと思っていても「まあまあそこそこ。お陰様で。」と ちょっと謙虚に頭をさげる 昔ながらの精神が 背景にあるように思います。 そこそこ平和に暮らしていて、明日もご飯がちゃんと食べられて、「わたしは幸せです。」と思っていても それを口に出すのは いささかはばかれる、というココロ。 「幸福の概念」が いろいろありすぎて、というのもあるのかもしれません。 ショッピングモールでサンバなり。 要するに、日本人は謙虚で複雑。いろいろ悩み深い人種。 (オランダ人が浅い、とか単純とかという意味ではないですよ。) さらに、別の日本人のお友達は、 「口に出したとたんに幸せが逃げていくようで怖い。」と。 昭和歌謡の文句のようなことを 言いました。 おお、これもワカルわー。 一方で、 言葉には言霊というのが宿っていて、 幸せだ、と 口に出していうと 本当に 幸せが近寄ってくるとも言われています。 はてさて。いろいろ。 ともかく、 あなたは今、幸福ですか? と 問われて 「はい」と スグに答えられる 国民性と 「いえいえ、まあ、そこそこでー」と お茶を濁す国民性があるのは事実だと思うので アンケートの数字だけで、簡単に まとめられることではないのだな、と 思った次第です。 ちなみにわたしは、 幸せ、と いうよりも 感謝してます。と 言う言葉がいいな。 まあまあぼちぼちつつがなく。 みなさまありがとうございます。と。 こんな感じで頭を下げたい。(誰に? しらんけど) 楽しければ、幸せサンバ。ちゅうことか。 いつもありがとう。コチラも感謝。 人気ブログランキングへ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
November 14, 2015 02:47:19 AM
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