CINECITTA'
CINECITTA'(チネチッタ)に行ってきました。11月いっぱいまで一般公開されています。チネチッタとは1937年にファシズム政府の政策でイタリア映画を興隆させるために作られた映画撮影所で、撮影のためのセットや映画を作るのに必要なあらゆる仕事場を一地区にまとめた、言わば映画の都なのです。分かりやすく言うと、京都の太秦映画村のすごい版です。イタリア映画最盛期ともいえる1960年代にはフェデリコ・フェリーニ監督がこのチネチッタのボス的存在だったと言っても過言ではないでしょう。名画『甘い生活』のヴェネト通りのシーンは、実際のヴェネト通りでのロケではなく、チネチッタのセットでした。マルチェッロ・マストロヤンニやソフィア・ローレン、アンナ・マニャーニやヴィットーリオ・ガスマンが闊歩したチネチッタです。イタリア映画だけではなく、『ベン・ハー』や『クレオパトラ』などの様々な往年のハリウッド映画、【送料無料】ベン・ハー 特別版価格:1,050円(税込、送料別) 【送料無料】クレオパトラ価格:1,000円(税込、送料別)最近でもレオナルド・ディカプリオ主演の『ギャング・オブ・ニューヨーク』や【送料無料】ギャング・オブ・ニューヨーク【Blu-ray】価格:2,646円(税込、送料別)イギリスの連続TVドラマ『ROME』、【送料無料】ROME [ローマ] コレクターズBOX価格:17,820円(税込、送料別)来年公開の日本映画『テルマエ・ロマエ』もここで撮影されています。現在では、イタリアのTVドラマやバラエティの撮影が多く行われています。イタリア政府観光局が福島の子供のために行ったItalian Friends for Japanというプロジェクトでローマに2週間来ているママ&娘さん、それからおなじみrisoちゃん家族、あさちんとわたしで行ってきました。まず、入るとお庭があって、ローマ・ギリシャ彫刻の大理石像そのまんまのハリボテやフェリーニの『カサノバ』で使われた頭がボーンと置かれています(↓の映像だと0:12のところです)。テンション高くなります。映画で使われた衣装の展覧会も行われていました。オードリー・ヘプバーンやエリザベス・テイラーの衣装が展示されています。いよいよセットの見学です。ガイドツアーはイタリア語のみですが一緒に行かないと入れません。集合時間と場所を入り口で聞いて、絶対に行ってみて下さい。19世紀後半のニューヨーク!古代ローマ!感激!壁や建物をコツンと叩くと、中はもちろん空洞です。ハリボテ。今となっては見ることのできない色鮮やかなローマの建物が素敵。昔のイタリア映画好きのわたしはめちゃくちゃ興奮してしまいました。