テーマ:ワイン大好き!(30395)
カテゴリ:ワイン日記
「ワインスクール考」などという仰々しいタイトルをつけてしまったけれど、それほど深い意味はない。いいタイトルが思い浮かばなかっただけなので、ご容赦を。(^^ゞ
わたしが最初にワインスクールに通ったのは約10年前にさかのぼる。通ったきっかけを少しばかり説明したい。 当時、家の近くにワインショップの「やまや」があり、千円以下のワインをよく買っていた。ワインだけが特別好きというわけではなく、アルコールの選択肢の一つとして飲んでいた。それで気になっていたのがワインの値段。シャブリというワインは知っていたけれど、千円のもあれば5千円のもある。またひとくちにシャブリと言っても種類が多い。 日本酒的感覚では「お酒の名前」=「蔵の名前」で、「ワイン名」=「地域名」というコンセプトを理解できなかったのだ。 それからより深くワインに興味を持つようになり、ワインの本や雑誌を読むようになっていった。とは言っても現在のようにワイン専門誌は無く、あったのはヴィノテークくらい。素人には敷居が高いので、もっぱら料理雑誌などのワイン特集を読んでいた。 そしてさらにのめり込むきっかけになったのが、1998年の春に発売されたBRUTUS伝説の3号連続ワイン特集。ワインを意識的に飲み始めたばかりということもあり、その内容にすっかりノックアウト。 伝説の3号連続ワイン特集。ぼろぼろになるまで読みました。 ![]() ![]() ![]() 当時飲んでいたワインは5百円から2千円くらい。いくら今よりワインが安いといっても、たいしたワインではない。BRUTUSに登場したようなワインは、どれも飲んだことがなかっただけに想像がふくらんだ。また葉山光太郎氏のワインバー特集も楽しかった。 当時のお気に入りはブルガリア産のこれ。 1992 Saint Triffon Cabernet Sauvignon Special Reserve 安くておいしかったのだけれど、いつの間にか輸入されなくなってしまった。 また会社の先輩にワインに詳しい人がいたことも大きい。その先輩と青山や麻布界隈で飲み歩くようになると、圧倒的な知識差・経験差を感じ、少しは追いつきたいと思うようになったのだ。 そこでワインを覚える手っ取り早い方法として考えたのが資格取得。このままふつうに飲んでいては、いつまでたっても追いつかない。飲むことは大切だけれど、胃袋的にも財布的にも限界はあるし、即効性は期待できない。なるべく即効性があり、効率のよいものが理想的。資格取得の勉強をすれば、少しは早く近づくと思ったのだ。 それで参考書を買い込み勉強を始めた。また地域や品種など、月ごとにテーマを決めてワインを飲むことにした。 ワインを飲む勉強は順調に進むのだけれど、学科の勉強は全然進まない(笑)。 とはいえ飲む勉強も順調だったわけではない。初めに困ったのはワインの購入。今月のテーマは「ローヌとロワール」などと選ぶのだけれど、当時のmax予算である2千円を超えるワインも出てきた。 何とかよい解決策はないかと調べたのがワインスクール。授業料は安くはないけれど、1人でたくさんのワインを買うことを考えればけっして高くはない。またワインエキスパートの受験締め切りの7月時点では、まったく勉強が進んでいなかったこともあり、秋からのワインスクールに申し込むことにした。 申し込んだのは会社からも近かった表参道のアカデミー・デュ・ヴァン。当時は今ほどワインスクールがないこともあり、あまり迷わなかったように記憶している。 少しだけ説明するはずが、イントロだけで燃料切れしてしまった。Part2へ続く。 気が向いたら投票お願いします→ ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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