知的漫遊紀行

私：今年は、俺の近親者はインフルエンザに呪われたね。
　最初俺がかかった日記がブログにあるね。
　続いてタミフル体験談と続く。
　後も長引く。

Ａ氏：並行して例のタミフルの副作用問題で、マスコミがにぎわしくなるね。

私：ところでインフルエンザは俺だけでは終わらなかったんだよ。
　２、３日で女房にうつる。
　女房もタミフル。
　すこしたって、ときどき遊びに来る娘にうつる。
　また、娘もタミフル。
　そのうちにまだ、10ヶ月の娘の子ども（孫）にうつる。
　また、孫もタミフル。
　並行して娘の旦那がまた、かかる。
　また、旦那もタミフル。
　娘の旦那は予防注射をしていたのか、3日目には会社にいったらしいがね。

　娘の上の子（孫）は4才だが、予防注射していたせいか、かからなかった。
　しかし、なんか熱ぽかったね。

　女房が呪われているかもしれないから、お祓いしてはと言い出す始末だね。
　今年は皆で花見にもいけなかったよ。

Ａ氏：タミフル大いに売れたわけだ。
　例の「異常行動」はなかったのかね。

私：誰もなかったね。
　もっともまだ這い這いしている10ヶ月の孫に聞きようはないがね。

　それにしても、今年は暖冬だと言いながら、3月までときどき寒くなり、温暖の上下が激しかったね。
　今週もまた寒い。

Ａ氏：そのためか、インフルエンザも例年のパターンとまったく違ったらしいね。
　花見の頃まで尾を引いたようだね。
　地球温暖化の影響かね。

　ところでタミフルはよく利くのかね。

私：俺の身内の例では皆、熱は2日くらいで下がったね。
　だから、楽にはなるね。
　なにせ、高熱は嫌だからね。

　しかし、「異常行動」とタミフル服用の因果関係は未だに明確に分からないみたいだね。
　途中で、とりあえず、年少者の服用規制がはじまったが、大人でも出ているようだしね。

Ａ氏：タミフルの副作用の検討会議メンバーにメーカーの中外製薬から研究資金をもらっている研究者がいた。
　これがマスコミで問題になっていたね。

私：医薬品の原因追求問題というのはかなり専門的な知識が必要なんで、検討会議のメンバーに入るのは止むを得ない事情があったんではないの？
　その面では詳しい専門的な情報を持っている人なんだろう？

Ａ氏：でも今回の騒動で委員でなくなったようだね。
　別に法に違反したのではないがね。
　道義的なけじめをきちんとしたということかね。
　それとも外野がうるさいから、諦めたのかね。

私：日銀の福井総裁は居座ったのにね。
　松岡農水大臣もね。