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知的漫遊紀行

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Ryu-chan6708

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2008.10.24
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カテゴリ:社会問題


                                  
ルポ“正社員”の若者たち                 

:この本で明るいルポは、富山県の「14歳の挑戦」という県の事業だね。
   この本のテーマとずれているがね。
  俺は知的興味がわいたね。

  富山県は新卒フリーターが全国で一番低い県だという。
  著者は、その原因をさぐって「14歳の挑戦」という事業を知る。

A氏:14歳というと中学2年生だね。

1999年度から国立公立中学校を対象中学2年生に職場体験を義務付けているのが「14歳の挑戦」事業だね。
  これは、もとは、いじめ不登校少年犯罪の解決のためにスタートしたという。
  しかし、職場で働く大人の姿を見たり、実際に仕事を体験したりしてみると、人間関係の重要さや、苦しさに負けない勤勉の重要性を実感するようになる。
  助け合い、「おかげさま」で自分たちは生きているということを学び取るという。

:仕事というものは、大変だが、やると生きがいを感ずるものだと知るのかね。
  そういう子は、生活の厳しさとともに、助け合いの重要性を身につけているので、成長してから、簡単に「生きるのが嫌になった」などと言って自殺や無差別殺人なんかしないだろうね。
   無差別殺人というのは一種の自殺行為だからね。

:著者は、富山市の中心にある芝園中学校を密着取材する。
  この中学はノーベル化学賞をもらった田中耕一が出た中学校だという。
  中学生をいろいろな希望した職場に分散するので、企業側の協力も必要だね。

   ある小さなラーメン屋さんが応募したが、1名しか受入れられないので断ろうかとしたら、ある中学生が「せっかく、協力してくれるのにがっかりして失礼だ。
  私が行く」
  
と言って、応募したそうだ。

A氏:「一人ぼっちの挑戦」だね。

:彼は、がんばり、最終日には自分で作ったラーメンを食べたという。
   この話を聞いた地元の非協力だった企業も、あわてて参加するようになったという。
 中学で進路を決めるときに、親は「お前の好きなようにしろ」というのがよくないという。
 しかし、この「14歳の挑戦」で親子の対話ができるようになったという。

A氏小中の学力テストでトップの秋田県も、子どもと地域社会の大人との接触を重視しているね。
   「子どもの教育の効果は、かかわる大人の質、量、多様性で決まる」というのが、民間から東京の和田中学校長になった藤原和博氏の持論だね。
  
  これが、ニートとフリーター防止に関係あるとはね。
  孤立した派遣社員が起した「秋葉原通り魔事件」は予防できたかもね。

秋田県は自殺件数が、一時、日本一だったが、コミュニティ強化を見直して、効果をあげ、汚名を返上しているという。
  
  
後、この本で知ったのだが、政府のニートやフリーター支援のカネの行く先だね。
  この支援のため04年度は495億円が投じられた。
   どうもそのカネの使い方が不明朗で、効果もあやしいという。
  政府のカネにすぐにたかる企業など、もう倫理が崩壊しているね。

A氏アフリカの貧困者に国際支援しても、カネはその貧困者に届かず、途中で吸い取られるのと似ているね。

:日本の企業は、「失われた10年」で、徹底的に「儲けはするが、従業員を切り捨ててきた」わけだが、この倫理が変らない限り、政府のカネはまた、どこかに消えるかもね。

 やはり、基本は「働きがいのある会社」を増やすことが、豊かな日本になる基礎だろうね。
   政権を狙う民主党も政策として出さないかね。

 

  






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Last updated  2008.10.24 08:23:14
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