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カテゴリ:社会問題
私:この本で明るいルポは、富山県の「14歳の挑戦」という県の事業だね。 A氏:14歳というと中学2年生だね。 私:1999年度から国立公立中学校を対象に中学2年生に職場体験を義務付けているのが「14歳の挑戦」事業だね。 A:仕事というものは、大変だが、やると生きがいを感ずるものだと知るのかね。 私:著者は、富山市の中心にある芝園中学校を密着取材する。 ある小さなラーメン屋さんが応募したが、1名しか受入れられないので断ろうかとしたら、ある中学生が「せっかく、協力してくれるのにがっかりして失礼だ。 A氏:「一人ぼっちの挑戦」だね。 私:彼は、がんばり、最終日には自分で作ったラーメンを食べたという。 A氏:小中の学力テストでトップの秋田県も、子どもと地域社会の大人との接触を重視しているね。 私:秋田県は自殺件数が、一時、日本一だったが、コミュニティ強化を見直して、効果をあげ、汚名を返上しているという。 A氏:アフリカの貧困者に国際支援しても、カネはその貧困者に届かず、途中で吸い取られるのと似ているね。 私:日本の企業は、「失われた10年」で、徹底的に「儲けはするが、従業員を切り捨ててきた」わけだが、この倫理が変らない限り、政府のカネはまた、どこかに消えるかもね。 やはり、基本は「働きがいのある会社」を増やすことが、豊かな日本になる基礎だろうね。
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Last updated
2008.10.24 08:23:14
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