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Ryu-chan6708

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2008.11.27
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カテゴリ:孫の教育


:「イギリス『教育改革』の教訓・「教育の市場化で、イギリスの「教育改革」を知ってから、「サッチャーの改革」が、経済とともに「教育改革」に重点を置いていいたことが分かったね。
   それが労働党政権ブレア政権でもさらに強化して受け継がれていることも分かったね。
   その知的街道から、この本に辿りついた。

A氏:これは平成16年(04年)9月末から10月初めにかけて、自民党から4名民主党から2名がイギリスのサッチャー教育改革を調査した報告だね。

:この本を読むと、その後の「教育基本法の改正」、「『ゆとり教育』の見直し」、「41年ぶりに復活した全国統一テスト」、「中山大臣の日教組発言による辞任」などの一連の流れの原点が「サッチャー教育改革」の模倣であることが分かるね。

A氏:民主党も視察団に参加しているのを見ると、民主党が教育問題について、あまり、自民党の動機に反対していない点も理解できるね。

:ところがこの本のある部分を読んでビックリしたね。
  このところ、毎日のように新聞やテレビがトップニュースとしてとりあげている「元次官宅襲撃事件」だが、自首した小泉被告がその殺人動機を「34年前の家族のようなペットを殺された復讐」だということだね。

A氏:それとサッチャーの「教育改革」とどういう関係があるの?

サッチャーの「イギリス病」退治の計画は綿密で、そのためにシンクタンクを設置しているね。
  このイギリス調査団の下村議員が、そのシンクタンクのマークス博士の発言を紹介しているが、それは
 
 「青少年の荒廃は家族の存在と深く関係している。
  
残念ながらイギリスには『ワイフ』を『パートナー』と書かせる風潮がある」
  
 と言っていたという。

A氏:要するに伝統的な夫婦・家族の結びつきを壊そうという風潮がサッチャーの「教育改革」の前にあったということか。

:当時、驚いて、下村議員が日本に帰って、日本の教科書を見たらやはり「パートナー」となっていたという。
  結婚や家族というものは個人を抑圧する、対立する悪者のような内容だという。
  日本のある教科書は、家族・家庭に対しても攻撃的
 
 「祖母は孫を家族と考えていても、孫は祖母を家族と考えていない場合もあるだろう。犬や猫のペットを大切な家族の一員と考えている人もあるだろう」

 と書いてあるという。

A氏:なるほど、そこで「元次官宅襲撃事件」の小泉被告の「34年前の家族のようなペットを殺された復讐」がからむのか。

:今週の「週刊新潮」の広告では小泉は「宮崎勤」「宅間守」「個室ビデオ放火犯」と同一世代としているね。
  やはり、教育と関係するのだろうか。

  イギリスではすべての中学校に宗教教師がいるという。
  日本では給食で「いただきます」と合掌すると、宗教儀式にあたるから、宗教教育に枠をはめた教育基本法第9条、憲法20条違反だという。

A氏:この本が出版された後、安部政権で「教育基本法」が改定されるが、この9条では「宗教に関する一般的な教養の尊重」というのが追加されるね。
  食事前の「合掌」が「宗教に関する一般的な教養の尊重」の一例かね。

:俺の孫は、食事の前に「いただきます」と合掌するね。
 これはいいことだよ。
  俺の家族は神道信者でないがね。大笑い
  
これは幼稚園でも教えているね。
   この幼稚園は神道とは無関係だし、公的教育ではないが、この合掌を神道の宗教儀式だというのはたしかにおかしいね。

:この本の最後に、当事、自民党幹事長代理の安部氏も座談会で参加しているが、そこで盛んに自虐史観を批判し、「教育基本法改正」の重要性を主張しているね。
  2年後の平成18年(06年)12月に「教育基本法」が安部政権のもとで改正される。
  その改正内容は、サッチャー改革の後をたどっていると言えるね。

  明日は、「サッチャーの教育改革」で、「イギリスの自虐史観の教科書」がどのように改正されたかにふれよう。

 






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Last updated  2008.11.27 09:57:58
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