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カテゴリ:社会問題
A氏:最近、いろいろな人に会うんだが、景気は厳しいね。 私:俺がこないだ用事で行った小企業では、正月から仕事が今のところゼロだという。 A氏:例の派遣で悪名高いキャノンを初め、大手が派遣社員から大量リストラを始めているね。 私:この本は、リストラのニュースを聞く前に図書館に予約しておいたんだが、1ヶ月たって俺の順番に来たときは、すでに、この1ヶ月間で、派遣社員の大量解雇、学卒の内示取消しなど、また悪夢の再発が予想されるような事態が続出だね。 A氏:日本は先進国の中でも「貧困」問題に冷淡だといわれてきたが、「ネットカフェ難民」という言葉がマスコミで広がってから、大きな社会問題になってきたね。 私:この本はこのブログでも取り上げた「反貧困ネットワーク」が08年3月に開催した「反貧困フェスタ2008-貧困をどう伝えるか」でのシンポジウムや講演会などの内容をまとめたものだね。 A氏:ところで与党は、3年間で140万人の雇用を創出するという。 私:そういう雇用を吸収できる具体的な労働市場があるのかね。 A氏:介護、医療などがあるのではないの。 私:オバマは環境産業の労働市場を創出するために、10年間で約15兆円の国費を投入する「グリーンニューディール」を構想しているという。 俺は一番、生産的なものは農業だと思うね。 定額給付金の2兆円をそちらの支援に使ったらどうかね。 A氏:12月6日(土)の朝日新聞では連載の「丹羽宇一郎のまけてたまるか!」欄で、氏は、「定額交付金」を批判して「国民は物ごいではない」と厳しいね。 私:「魚」でなく、「釣りざお」に2兆円をかけるべきだね。
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Last updated
2008.12.09 19:02:53
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