私:昨日の新聞の「風」欄で、朝日新聞記者の大野博人氏がイギリスでの外国語学習の実状を報じていたね。
イギリスの名門ケンブリッジ大学に入るのに、外国語の勉強は不要だという。
これで、イギリスのすべての大学では、外国語の勉強は不要だという。
A氏:俺もこの記事を読んだが、英語を母国語とするイギリスでは外国語学習にエネルギーをとられるなら、外国語学習は不要というわけだね。
英語を母国語とする国は強いね。
英語で充分だというわけだね。
私:ところが、物事はそう単純でないところが、世の中の面白いところだね。
欧州連合では、外国語をきちんと学んだ英国人が少なすぎて、他の外国語の通訳の不足が深刻だという。
企業側も英語しか話さない学生を採用したがらないという。
グローバル化時代に外国語を学ばないで、相手の文化との違いを理解できないというのは致命的だね。
A氏:英語が世界共通語ということは、実は自分たちだけの言葉がないということを意味するとロンドン大学のバーン所長が言っているという。
英語が外国語でない国でもそれなりの悩みがあるのだね。
私:言語を効率だけで考えると、市場原理主義のような大きな間違いをしそうだね。
大野氏は英語を母国語としないで育つことは、それほど不運ではないのかもしれないと結んでいるね。
休筆宣言
ところで、引越し騒ぎで疲れてきた。
歳だね。
まだ、続いている。
俺の人生の一生の整理となったね。
そこで、この知的街道も2週間くらい休筆したい。
今日は、これから、パソコンを外して移動するので、通信も終わる。
整理が終わった4月半ば頃から、また、新たな人生の知的街道を歩きたいと思う。