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テーマ:気になったニュース(30418)
カテゴリ:心の健康
私:今週のbe紙の「フロンとランナー」は漫画家井上雄彦氏をとりあげている。 A氏:宮本武蔵の漫画「バガボンド」で有名だね。 私:俺は、この漫画を見たことはないが、俺の愛読書である吉川英治の「宮本武蔵」を原作にしているらしい。 「バカボンド」のテーマは「身体」だという。 A氏:武術家甲野氏の「身体性の追求」だね。 私:井上氏は小学校時代から剣道をして、中学で初段。 A氏:甲野氏のいうように、「身体性の重視」だね。 私:ペンを筆に変えてから、人の体の柔らかさや、空気や湿気などといった、さまざまなニュアンスが絵に表れてきたという。 A氏:真理はインターネットという外にあるのでなく、自分の中にあるという甲野氏の考えと同じだね。 私:体を動かすこととは、隅々まで細かく体を知り尽くしたうえでの、自己と体との対話だと考えるようになったと井上氏は言う。 だから、生まれながらに体の外から雑音がまったく入ってこない人は常に自己の体と向きあっていることになる。 A氏:甲野氏のいう「無意識」かね。 私:井上氏は、その人の内面世界はひょっとしたらものすごい奥行きがあるんじゃないかという予感がしたという。 A氏:甲野氏が、昔の名人は、体の限界に挑戦していたから、現代人が考えられないほどの能力の高い体の使い方をしていたという。 私:「バガボンド」を書きながら、井上氏の死生観は変ったという。 現代の「身体性」の軽視について、今年42歳の井上氏と60歳になる甲野氏が対談したら面白いと思ったね。 A氏:それにしても、甲野氏にも井上氏にも、合気道で「気」で人を飛ばすという、君の合気道知的街道に出てきた佐山名人1、2や西野氏が話しとして出てこないね。 私:それについても甲野氏と井上氏の対談でふれてほしいところだね。
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Last updated
2009.05.10 22:06:26
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