私:俺の孫は金曜日は、学校が終わると、幼稚園時代からやっていた美術教室に行く。
これは親が行かせたのでなく、孫が工作が好きなんで、それをのばしてやろうと選んだ。
孫はこの教室が楽しみで熱中している。
終わるのが午後5時頃だね。
週末なんで帰りに俺の家によることが多い。
ところが、先週末はたまたま、俺は夕方遅く静岡から帰ってきた。
最寄の駅まで、家族が車で迎えに来てくれたが、孫が「溶連菌感染症」になったという。
A氏:「溶連菌感染症」?
あまり聞いたことがないね。
私:俺もあまり聞いたことがない。
美術教室にいっているときに、顔が真っ赤になり、発疹が全身に出たそうだ。
アレルギーみたいだね。
熱はないが、だるそうだという先生の連絡で、医者に連れて行ったら、「溶連菌」を検出したそうだね。
飛沫感染で、放置しておくと、腎臓をやられるらしい。
幸い、抗生物質がよく効くそうだ。
俺が家に着いたら、孫が来ていて、もう、正常にもどり、元気に遊んでいた。
A氏:家族に伝染しないのかね。
私:大体、小学校低学年に多く、それも冬に多いそうだね。
しかし、親が小児科に行ったら最近、患者が多いと言われたそうだ。
これから「じじ、ばば」の家に行くんで大丈夫ですかと、医者に聞いたら問題ないと言われたので、いつもの通り、俺の家に寄ったとのことだ。
ただし、これは学校法では、感染した児童は登校してはならない病気だ。
幸い、金曜の夕方に発見したので、土日は学校は休みだ。
医者は、抗生物質をのんで、土日症状が出なければ、月曜日の登校は問題ないということだった。
A氏:タイミングがよかったね。
私:発病も金曜日の夕方なんで、医者にもすぐに行けた。
この病気のこわいのは、手当てが遅れると急性腎炎などの合併症を起すことだそうだ。
潜伏期間が2、3日だということだから、いつ感染したか疑問だね。
俺の孫は、俺の行っているスポーツクラブの水泳教室にも行っているが、これが発病した前日の木曜日だ。
そのときに、誤ってプールの水を飲んでしまい、下痢をしたとか言っていた。
そのせいかね。
とにかく、新型インフルエンザにしろ目が離せないね。