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カテゴリ:社会問題
私:「長期間の欲求不満」と「他責的傾向」があるところに、ある種の出来事や状況が加わると、それが引き金となって、爆発的な怒りに促進される。 A氏:頼りにしていたものを失うわけだ。 私:第4の要因の「外部のきっかけ」で重要なのは「コピーキャット」(模倣犯)だね。 A氏:ホロコーストだね。 私:第5の要因は、「社会的、心理的な孤立」だね。 A氏:この事件以降、ダガーナイフの販売は規制されたようだね。 私:ところで、著者は、葬式の重要性を強調しているね。 養老孟司氏は、幼くして父親を失っているが、死に際して十分な言葉をかけていなかったコンプレックスが深層心理で残っていて、人とのつき合いでブレーキになっていたという。 A氏:仏教は葬式宗教といわれるが、その葬式という伝統的な形式によって、生き残っている人にも心理的な救いがあることを忘れてはいけないわけだ。 私:最後に、著者は、「わが子を殺戮者にしないためにやってはいけない10ヶ条」をあげている。 1.過度の期待 A氏:「五体不満足」の乙武洋匡氏にせよ、全盲の天才ピアニスト 辻井伸行氏にせよ、通常なら、生まれながらのハンディで、孤独な人生を送るかもしれないね。 私:それは親の人間観からきているのかもしれないね。
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Last updated
2009.07.08 08:03:09
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