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Ryu-chan6708

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2009.07.21
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カテゴリ:社会問題


丹羽宇一郎氏の伊藤忠会長室に、福島県二本松城の城主だった
丹羽高寛藩士を戒めようと彫らせた石碑からとった拓本を置いてあるという。
  丹羽会長と同姓だが、直接のつながりはないという。
  その拓本の意味を現代語で分かりやすく説明すると、以下のようになるという。

  「おまえの給料は、人民が汗をかいて働いたものから得ている。
  下層の民は虐げやすいが、神の目をごまかすことはできない

 丹羽氏は、この拓本を見るたびに、2009年度の補正予算の無責任ぶりに唖然とするという。

A氏丹羽氏は地方分権委員会の委員長で、麻生首相に提言書をまとめるが、官僚に無視されるね。

丹羽高寛のように、トップの現場重視は、イギリス、フランスのような階級社会でない日本の特徴かもしれないね。
  古くは、仁徳天皇の「民のかまどの煙」を心配する話もある。

  外交ジャーナリストの手嶋竜一氏の父上は、中堅の炭鉱主であったため、家には立派な客間があったという。
  しかし、政治家や経営者が訪問してきても、手嶋氏の父上は上座に座ったという。
  ところが炭鉱で真っ黒になって働いている炭鉱夫が来ると上座に座らせ、自ら酒を注いだという。
  「第一線は価値を生み出す殿様」だという発想があったんだろうね。

A氏:日本には大々的な奴隷制度がなかったせいかね。
  中国文化を積極的に取り入れながら、科挙宦官制度は拒否しているね。

:講談社現代新書の「皇軍兵士の日常生活」に興味ある記事があった。
  これによると、1928年の済南事件までは兵士の食糧は豊富であって、その頃まで軍は前線で命をかける兵士を大切にする思想があったという。
  しかし、戦争が長引くに従い、格差が拡大し、将校は兵士の倍の食料を支給され、このため、反乱も発生し、「皇軍」が堕落していったという。

A氏:日本企業も第一線で働く人をコストとだけとみなし、成果主義だ、派遣労働だとやりだして、格差が拡大してから、職場は荒れて企業の競争力は落ちてきたようだね。

:派遣労働にいたっては、人件費にすら扱っていない。
  物品費扱いらしいね。

  国政に携わる国会議員は、自分の当選に関心があり、政府官僚天下り先を心配している。
 誰も、「民のかまどの煙」を心配しなくなってきたね。

 






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Last updated  2009.07.22 14:29:16
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