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テーマ:気になったニュース(30468)
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私:先週、このブログで「危機下でも絶好調のドイツ経済の原因」と題して、ドイツ経済の好調の原因について、日経ビジネスの熊谷徹氏の記事を紹介したが、今週は、その連載の後半が掲載された。 A氏:好調の「暗」の部分かね。 私:いや、その話は全く出てこないね。 実際、ドイツでは税金と社会保険料が高いという。 A氏:しかし、それでドイツ病から抜けだして、労働コストを下げ、競争力を高めたのだね。 私:それにリーマン・ショックのとき、失業率はほとんど変わらず、1桁台にとどまった。 A氏:税収が充分あるから可能だね。 私:「短時間労働制度」は、企業にとっても熟練工やベテラン社員を不況で失うことがないから有利だね。 ところで、ドイツは、人件費の安い東南アジアや東欧諸国で安価に作れる商品には弱い。 さらに特定のニッチ分野で世界のマーケットシェアの60%~70%を占める中規模企業がたくさんあるという。 A氏:日本でも中小企業で、技術力で強い会社があるね。 私:ところで、筆者の熊谷氏は、ドイツに22年前に移住したがドイツ人の労働時間の短さと効率的な働きに驚いたという。 A氏:サービス残業などは論外だね。 私:ドイツ人の1日の労働時間は7時間25分で、OECD加盟国で最も短い。 私:筆者は、日本の若者が過労死したというニュースを聞くたびに悲しい思いをするという。
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