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Ryu-chan6708

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2015.02.21
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カテゴリ:カテゴリ未分類

:世界では「二つの危機」が重なり合っている。
 まずは「米欧、日韓など発展の先頭を行く国々の危機」で、消費社会はむしろ退化し、日本を含む西側諸国では若者にしわ寄せが及んでいて、それはまず、出生率の低下に表れ、ドイツや日本は人口の減少に直面し、先行きがますます不確実、不透明になっている。

もう一つの危機」は、移行期にある途上国のもので、皆が読み書きできるようになり、人口増のペースが鈍り始めた社会イスラム圏が典型。かつてのフランスや日本が経験したように、そこには迷いと混乱、暴力がつきもの
 教育水準でも、米欧日やロシアでは若者の3050%が高等教育を受け、自由競争が彼らの生活水準を押し下げているが、他方イスラム圏の教育水準は、先進国の1900年ごろにあたる

 

A二つの発展段階が違う社会世界で共存しているということだね。

 

:この二つの世界西側とイスラム圏)はまるで違う時代に生きているのに、グローバル化により人が盛んに行き来するようになった。両者の間には常に、おかしな衝突や相互作用が起きる。中でもアラブ系住民が多いフランスでの混乱は著しい。
 フランスのムスリムは、近代化に伴う問題と同時に、現代社会の危機、例えば学歴や若者の失業など、先進国特有の問題にも直面している。

 

A:中東に近い欧州イスラム社会とのしがらみが強い。(旧オスマントルコ分割時の英仏の秘密協定植民地支配にまでさかのぼれるが、ISを生んだのは米国のイラク侵攻だね。「欧米」ではなく米国の責任
 米国が中東の政治的均衡を壊した

 

:ところがここ2年ほど、かつて米国が感染した好戦的なウイルスに欧州もやられた感がある。印象的なのは「ロシア嫌い」。
 欧州はロシアにいら立つようになり、米国の姿勢に近づいた賢明で分別があると思われたカナダや豪州までが好戦的になり、スウェーデンもプーチンに厳しい。みんなロシアやアラブ世界にいら立っていて、西側の熱病はまずリーダーの米国を襲い、欧州を巻き込み、好戦的な、いわば狂気が世界に広がりつつあり、西側世界は熱狂しやすく、自己偏愛や不寛容が膨らみ、世界全体が見えていない。
 大いに心配しているとトッド氏は言う。

たしかに、米国はじめ西側の動きは、ちょっと行き過ぎを感ずるね。


 西側とロシアと
IL
との関係はどう展開するか、経済ではギリシャはどうなるか、世界の問題はますます複雑になってきたね。 






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Last updated  2015.02.21 08:55:51
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