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Ryu-chan6708

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2018.02.03
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カテゴリ:カテゴリ未分類

昨日のブログ「人はいかに最期を迎えるか 西部邁さんの死が問いかける」西部氏の「自死」に関連して佐伯教授の「死」についての論議をとりあげたが、たまたま、今朝の新聞のこの記事では「終末医療」を扱っているね。

 

 「終末医療」でよく知られているのが「胃ろう」だね。

 

 口から食べられなくなると、胃まで穴をあけチューブで胃に直接、栄養を送るので、痛みや違和感が少ないので患者の負担は少ない。

 

1990年代から広まり、全日本病院協会の推計では2010年度に約26万人が利用。


だが、その頃から「安易な延命治療」といった批判が起き、イメージが悪化。

 

A寝たきりの患者が「胃ろう」にすれば、入院費だけで年数百万円かかる。


国は批判を背景に14年、「胃ろう」造設の報酬を約10万円から約6万円(別途加算あり)まで引き下げた。

 

その結果、16年6月の造設数は3827件と、5年間で半減。

 

:ところが、「胃ろう」に代わり、鼻からチューブで栄養を送る「経鼻栄養」消化管が使えない場合に血管から栄養を送る「中心静脈栄養」を選ぶ患者が増えたとされる。

 

 「経鼻栄養」は違和感が生じやすく、患者が管を抜きたがればミトン(手袋)などで拘束する場合も多いという。

 

しかし、これらは「延命治療」という点では「胃ろう」と同じ。

 

A日本静脈経腸栄養学会長期的「人工栄養」の手法を全国の医師らに調査したところ、03年は「胃ろう」が71%で、「経鼻栄養」が24%。

 

ところが14年、選択肢に「中心静脈栄養」も加えて同様の質問をすると、「胃ろう」は34%で、「経鼻栄養」が38%と逆転し、「中心静脈栄養」も17%あった。

 

調査の代表者の井上善文・大阪大特任教授は「消化管が使えるのに、『中心静脈栄養』が行われている可能性がある。感染症のリスクが大きく、コストも高いので問題だ」という。

 

「人工栄養」に関する情報提供を行うNPO法人PDN(東京都)の鈴木裕理事長は「『延命治療』の是非を考えるなら、『胃ろう』だけ批判しても意味はない。『人工栄養』のあり方を議論すべきだ」と指摘

 

 一方、最期まで口から食べることをめざす取り組みもあるというが、入院患者の場合、再び口から食べられるケースは多くない

 

病院は窒息や誤嚥を懸念し、「人工栄養」での延命を優先する傾向があるが、食べることでリスクもあるが、人はいつかは亡くなる。


最期まで食べたいものを食べ、穏やかに亡くなるのを望む人がいれば、その気持ちに応え、最期まで口から食べることをめざして、取り組みたいという考えもある。

 

A俺の知人で、一時、危篤状態になったが、「中心静脈栄養」でもう1ヶ月以上もっている人がいる。

意識はほとんどないという。

 

「延命治療」に対するとき「死に方」を選ばなくてはならないね。






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Last updated  2018.02.03 10:06:10
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