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カテゴリ:映画作り
オープニングとジングル映像担当させていただいたライブイベント 「新月の叫びとささやき」 心斎橋Club Jungle1 で2月13日にありました。濃くて楽しいイベントでした。 で許可いただいたので作ったオープニングフィルムを挿絵に使わせていただいてます。 (出来たらYOUTUBEで→歯車アイコンの画質変更→1080Pとか720PとかのHD画質を指定してご鑑賞いただけると嬉しいです) せっかくなんでこのオープニングフィルムのプロダクションノートのようなものを書いてみます。 主催のuncloseのshimaさんからお話をいただきました。 その後shimaさんから街が夕暮れから夜に変わっていく画コンテと月の写真と音楽が到着。 カット割が合理的でやっぱり映画好きなんだなぁとも作曲家だなぁとも思いつつ、 私も構造大好きなんでどうやって映像を組み立てようかワクワク。 そしてふと謎に気づきました。 イベントのタイトルは「新月の叫びとささやき」 そしてチラシにも使われている頂いた月の写真は満月。 ん? いやこれは謎だ。面白い。 なんだか禅問答とか無門関とかソモサンセッパとか一休さんとかの世界だなぁ。なんと雅な月についての謎。 ためしに公案風に書いてみると。 かの人は「新月の叫びとささやき」と言った。 しかしその人が指し示した月は巨大な満月だった。 これはどういうことか? はいもうこの謎をshimaさんに問うて答えをもらうのはのはもったいない。簡単に決着をつけてしまってはせっかくのこの魅力が消えてしまう。 自分なりのある種の決着をつけて輝かせなけりゃね。 考えて考えて最後には考える先の世界。手触りや実感の世界にまで行けるかな(^^)/ 私なりの答えを求めて、 NASAから新月から満月の月齢別の高解像度写真をダウンロードしてみたり、 カメラ担いで夕暮れから夜の街を彷徨ったり。 だんだん月というものを感じるようになってきました。 私は月を見るけれど、それは実は逆に私が月に見ていて欲しいのかも。 それは今この時だけではなく、私の始まりから終りまで、私の時間を丸ごと見ていて欲しいのかも。 この世界、私が生まれる前から有って死んだ後にも有るであろうこの環境、自然そのものが私達を見つめている目が月なのかも。 循環しつつ変化していく時間の中、 永遠に近いものが私の瞬間瞬間を見つめている目。 私の視線を反射する月。 舌足らずながら無理やり言葉にするとそんな感じとも言えます。 そんな実感のある映像が綴れていればいいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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