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カテゴリ:一般
今朝、道の駅のお掃除に行こうとしたら、天気予報に反して吹雪になりました。 今朝の気温は高めだったので、降り続くことはないと思いましたが、結構長く降っていました。 道の駅で、お掃除していると、ギャルの集団が寄ってきて「新宮から白浜の方に行くんですが、この先、どんどん雪が深くなるんですか~?」と心配そうに尋ねてきました。 新宮へ向かうのは、どんどん山奥に入っていくという感じなんでしょうね! こういう質問、良く受けるのですが「ここが一番高い所で、雪も一番多い所」と愛想よく教えて上げました。 「この峠を下ると、雪はなくなるよ~」 「でも、橋の上は気を付けないとダメだよ~」 「本当ですか~、良かった~」 「おじさんも、この後、本宮大社に初詣に行くんだよ~」と、しつこく相手しようとすると、さっさとトイレの中に入って行ってしまいました。 仕事の手を止めて、お相手しているのに~~! ということで、阪本天神社を参る前に本宮へ初詣。 先に本宮へ行った理由、分かりますか? 理由はあ・と・で~!!
さすが、本宮大社、車を止めるのも大変。 こんな山奥まで結構来るんですね! 本宮前は大渋滞。 参拝するのも長蛇の列。 「日本の復興は熊野から」という文言に、「ちょっと欲深いな~、復興は最後でいいからというのが神さんではないのか?」などと呟いていると、嫁さん、嫌な顔~。 それにしても、本宮あたりの災害の痕跡多く、熊野川氾濫の凄まじさが分かる。
参拝の時、鈴を鳴らします。 これは、お祓いをするという意味があるらしいですが、お願いするにあたり、眠っている神さんを起こす意味があるとも聞きました。 でも、これだけ参拝者がおれば、起きていただく必要もないかもしれない。 とにかく、お起きていただき、お賽銭を入れるのを見ていただかないと願いがかなわない。 でも、これだけ人が多いと、お願いどころではない。 ところで、皆さん、神さんの前で、何でもお願いしてもいいのではないということ知ってますか? 効果的に御利益を得るには、そこの神様のいわれといいますか、得意とするものを知らないとダメなんです。 合格を得意とする神さんに商売繁盛や安産のお願いをしても、神さんが困るだけ。 阪本天神社、この天神社や天満宮は学者でもあった菅原道真を祀っていることもあるのですが、江戸時代に朱子学が盛んになり、高名な朱子学者達が天神信仰を持つようになったことから、学業成就の神、受験の神と言われるようになりました。 私にとって、今更、受験なんぞ、あまり有り難くない。 その点、熊野大社はいい! 元々は木の神さんだったらしいが、色々変遷し、皇室を支え、国土安泰をもたらす神さんになりました。 「日本の復興は熊野から」といわれるのは、この辺に由来しているからだろう! 又、熊野大社では修験者が庶民の病気回復の祈祷をしたことから、「延命長寿」、「無病息災」の神さんとも言われるようになりました。 まあ、こういうことから、天神社より熊野本宮大社を優先したわけ。
写真は阪本天神社。 学業の神さまとはいえ、ゆっくりと参拝出来るのがいい。 昨年は大雪でお参りするのも大変でしたが、今年は滑らなくていい。 これこそ受験の神さま。 嫁さんのお尻のあたりにチラッと見えるのが、用意されたお神酒。 しかも、つまみまで用意していただいている。 本宮の甘酒は有料だ!
新年早々、好き放題の事を書いてしまいました。 反省の意味を込め、本宮大社の「祈りの道」を紹介して終わります。 石段が乱雑に置かれているので、足元をよく見ながら歩かないと危ない。 足元を見るということは、頭を下げることになり、これが祈りの道と言われる由来だと勝手に解釈しましたが、頭を垂れ、何事にも謙虚に生きようではありませんか!
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