太田宿から届いた大吟醸
津島屋(つしまや)・播州山田錦・純米大吟醸生詰め23BY◆蔵元:御代桜醸造(株) 岐阜県美濃加茂市太田本町◆原料米:兵庫県産山田錦100%◆精米歩合:50% ◆アルコール分:17%◆お値段:720ml/1,732円 1.8L/3,465円先日入荷した“ひやおろし”タイプの純米酒ですが、大吟醸にしてはリーズナブルなお値段だと思いませんか? 早速テイスティングしてみましたが、これは「買い」でしょう。きき猪口に鼻を近づけた瞬間にほんのりと感じる上立ち香は、メロンやパイナップルを想わせるフルーティーな香り。口に含んだあと鼻に戻る含み香も料理との相性を邪魔しない程度に清々しくフルーティーで、大吟醸ならではの風格を感じます。山田錦らしい程良い厚みとふくらみがあり、なんとも綺麗な酸。後味は切れが良く爽快で呑み飽きしません。ところで画像の料理は秋刀魚の塩焼きと仙台名物の芋煮と旬の味覚ですが、厳密に言えばこの純米酒にはヒラメや鯛など白身魚の刺身や鮎の塩焼き、それに湯豆腐などあっさり味の料理に合うと思います。(注)そんな事は料理を作ってくれた配偶者には、口が裂けても言えません(笑)。今年5月の事ですが、この画像は蔵にお邪魔した時に撮ったもので、蔵からほんの100mくらい先で流れている木曽川です。この木曽川に並行するように、歴史かなんかの授業で習ったような気がする(?)中山道(木曽路)が通っているようです。画像が小さくて顔が良く分かりませんが、向かって左から36歳(37歳になったかも?)杜氏の酒匂(さこう)さんで、9月に開催した仙台日本酒フェストに馳せ参じてくれました。真ん中は私で、隣は爽やか好青年で六代目蔵元の渡辺さんです。この3人が立っている道路が歴史ある中山道で、この辺は太田の渡しのあった宿場町だったそうです。そんな歴史ある街道に立っていると、江戸時代の人々や馬の往来が目に浮かぶようでしたよ。中山道の情緒ある宿場町に思いを馳せながら、そこで生まれた純米酒を遠く離れた仙台で呑める幸せ。津島屋を呑んだあなたを、「美味しい美味しい。」と泣かせんどう...。さっ、最近めっきり寒くなって来ましたね。そんな日は津島屋で身も心も温まって下さいませませ。ポチッと応援宜しくお願いいたします。m(..)mこちらも何卒宜しくお願いいたします。------------------------------------------------------------------------------------◆酒のかわしま 店主 川嶋吉幸 (社)日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー〒983-0833 仙台市宮城野区東仙台6-5-27桜参番館 TEL022-762-7061 FAX022-742-5225 営業時間10:00-21:00 ※年中無休で頑張ってます!!駐車場5台有 地図