昨日に続き今年のマイベストブック・海外編です。
国内の作品より読んだ冊数が少ないので、10位までです。
第1位
火刑法廷 : ジョン・ディクソン・カー /小倉多加志
1位に選んだのに、残念ながら画像がありません。事件が本格ミステリとして解決したと思いきや、あることを機にまったく違う姿に見えてきます。こんなことは初めてでした。
第2位
手紙と秘密 :カロリン・G.ハート /長野きよみ
ミステリでありながらが、少女の成長物語でもあります。第二次世界大戦末期のアメリカの雰囲気の中で、苦さと主に描かれ、強い印象を残しました。
第3位
10ドルだって大金だ : ジャック・リッチー /藤村裕美
読み終えるのが惜しくなる程面白い、ウィットに富んだ短編集。
第4位
クリスマス・プレゼント : ジェフリ・ワイルズ・ディーヴァー /池田真紀子
どんでん返しの連続に酔ってしまうのでご用心。
第5位
ホロー荘の殺人 : アガサ・クリスティ /中村能三
個性的な登場人物たちの入り組んだ心理を どう読み解くかがポイントになっています。いつもと違ってポアロがあまり活躍しない作品です。
以下の順位は一応次のようになっています。
どの作品にも愛着があり、だんだん順位などどうでも良くなってきて困りましたw
プリーストリー氏の問題 : A.B.コックス /小林晋
穢れしものに祝福を : デニス・レヘイン /鎌田三平
ホッグ連続殺人 : ウィリアム・L.デアンドリア /真崎義博
エッフェル塔の潜水夫 : ピエール・カミ /吉村正一郎
逃れの町 : フェー・ケラーマン /高橋恭美子