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2009年05月15日
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大人気の 東京バンドワゴンシリーズ第3弾!
古本屋を営む平成の大家族が、古本と共に持ち込まれる事件の数々を 家訓に従い解決する、涙と笑いのラブ&ピース物語。
今回は、あの昭和のスターが 愛のために奔走する!?
 ますます元気な第3弾!
(出版社より)


  
明治時代から続く老舗古書店を舞台にしたシリーズ 『東京バンドワゴン』(感想)、『シー・ラブズ・ユー』に次ぐ第3弾です。

また、この大家族に会えて、どれだけ嬉しかったことか。
未婚の母だった長女の藍子さんが 国際結婚をしたり、次男の青も結婚して 赤ちゃんに恵まれ、長男紺夫婦にも 二人目の子供ができたりと、堀田家は ますます賑やかになりました。
え~、総勢12人になったわけです。

語り手である、幽霊の大おばあちゃん、サチさんも健在w(この言い方はおかしいですよね!)
作品に流れる 穏やかで品のいい雰囲気は、この人の言葉づかいのおかげです。

「東京バンドワゴン」とは、堀田家が営む古書店の名前。大おじいちゃんの勘一が店長で、今はカフェもやっています。

舞台が古本屋ですから、古本屋の仕事に関することや、本にまつわる謎などもたくさん出てきて、本好きには楽しい話です。

でも、何よりも、親子四代 プラス犬2匹と猫4匹の大所帯が、泣き、笑いしながら、賑やかに暮らす様子を見ているだけで、懐かしいような、羨ましいような気持ちになるのです。

近所の人も、店を訪れる人も、みんなキャラクターが生きています。

1作目の感想で、食卓の風景がホームドラマだと書きましたが、まさにホームドラマ的な心地よさがあって、安心して読むことができます。(ちょっとうまくいきすぎ?なころもあるけれど)

普段はそんなこと考えもしないのに、読んでいるうちに、いつしか、食事は大勢で食べたほうが美味しいのかな、とか、幸せって何気ないところにあるのかも、と思っていました。

このシリーズには、癖になる温かさがあります。











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最終更新日  2009年05月15日 22時31分31秒
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