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2011年12月06日
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ボツワナ唯一の女探偵マ・ラモツエは幸せだった。
みずからおこした No.1レディーズ探偵社の経営も順調だし、なんといっても すばらしい男性、ミスター・J・L・B・マテコニと婚約したのだ。
いそいそと結婚準備を進めていたところへ、新しい依頼人がやってくる。
アメリカから来た というそのご婦人は、十年前この地で消息をたった息子 マイケルに何が起こったのか知りたいと言う。
アフリカに魅せられ、ボツワナの村で現地の人々と幸せに暮らしていたらしい その青年の足跡を追って、ラモツエはサバンナへ出かけていくが―。
持ち前の洞察力と行動力がますます冴える、好評「ミス・ラモツエの事件簿」第二弾。
内容(「BOOK」データベースより)



前作で、ボツワナで初めての女性探偵社を開業したミス・ラモツエですが、誠実な男性と婚約し、結婚の準備を進めています。

結婚にまつわる色々なできごとと、新たに依頼された事件のことが、今回の中心で、ゆったりと進行していきます。


地図を取り出しても、私はボツワナがどこか正確に指さすことはできません。

それでも、この作品を読んでいるうちに、確かにボツワナの空気を感じました。

そして、ボツワナの景色を見ているような気持ちになりました。


ミス・ラモツエの言葉は、淡々と語られることが多いのですが、奥が深く、人間味があります。

このシリーズは、まさにアフリカの大地に根差した探偵ならではの ミステリだと言えるでしょう。



タイトルの「キリンの涙」とは、調査のため奥地に出かけたミス・ラモツエが買ってきた、道端で売られていたかごの模様です。

「キリンが女たちに涙を贈り、女たちはそれをかごに編みこんだ」のだとか。どんな模様か、見てみたいものです。



   

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最終更新日  2011年12月07日 00時39分58秒
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