それでも町は廻っている 1,2,3巻 感想
ただいまそしておはよう!
昨夜はとても涼しかったですね
暑くなったり涼しくなったり忙しいですが
もう暫く過ごしやすい日が続いてほしい、心底そう思います
では今日の日記ですがこの作品についての感想を少し…
それでも町は廻っている…の1,2,3巻!
3巻で止まっているのには理由がありますがそれはまた今度
…で、内容なんですが凄く私の好みに合う日常系でして
主人公を中心とする子供達の物語だけでなく
日常系ではあまり見ない大人達との交流…そういった話も
積極的に描かれおり生活感と言う意味ではとてもリアルな作品です
お話はとある町の喫茶シーサイドでバイトする
勘が良く活発な高校生、嵐山 歩鳥を中心に廻ってゆきますが
必ずしも彼女が物語のメインと言うワケではありません
例えば1巻では彼女の友人である辰野 俊子が
好きな男の子を映画に誘おうと奮起するのですが
その結末がとても面白く…
「奥手な自分じゃ上手く誘えない…」ならどうしよう?!
そう考えた時、奥手な自分を受け入れた上で
あえて自分らしいやり方を貫きHappyな結末を手にします
2巻では歩鳥と入院中のおじさんの話が印象的で
2人でとある共同作業をした結果、怪我の後遺症で悩んでいた彼が
新しい発見をする事の楽しさを思い出す…そんなお話
「治るよ!」…等と安易な励ましで終わらないのが
とても優しく暖かい
3巻は様々な人物にスポットが当たりますが
私は浮遊霊となった爺ちゃんの目線で描かれたお話が好きで
少しだけホロリと来てしまいました…(涙
…まあ ページめくったらそんな感情も吹っ飛んだけどさッ!