「あいおいブックラボ」~水道橋博士/「正太郎 in 六本木」
早起き。涼しい。日記更新してから、少し寝直し。梱包作業。早めに外出。横浜市長選の投票、近所の小学校へ。昨日まで完全に忘れていて、事前になにも調べられず、誰に投票していいのかさっぱりわからなかった。出口にNHKの札を首からぶらさげた若者。出口調査というやつを初めて目撃する。クロネコメール便、7点。横浜、京浜急行のホームでパンを買って立ち食い。大門で乗り換え、大江戸線で月島。間に合わないかと心配したが、大江戸線への乗り換えで1本早いのに乗れて助かった。月島駅から地上に出てすぐ、坪内祐三とすれ違って二度見。相生の里、「あいおいブックラボ」。老人ホームを会場にした古本のイベント、何年か前に一度来たことがある。今回のお目当ては、水道橋博士と木村俊介のトークショー。開演ぎりぎりに到着。1階で受付、エレベーターで8階に移動。靴を脱いであがる。スタッフにみちくさ市でお会いしたかたもいる。盛況。水道橋博士の年表をここでも配布。上手側、書籍の販売スペースにはスズキ秘書のすがたも。水道橋博士×木村俊介「芸能界の裏ルポライターとして」。南陀楼綾繁さんの紹介で登場。冒頭、入口で坪内祐三に出くわした話から始まる。木村俊介がインタビュアーとなって博士に話を訊くかたちで進む。先週の赤坂サカスでは、なにがウケるかわかってる状況でのスタートからのフルスロットルだったが、今日は徐々にエンジンがかかっていく感じ。「藝人春秋」を中心にわりとまじめなトー ンで進行していくが、お子さんのエピソードでようやく笑いが起こる。最初の笑いが起こるまでかなり時間がかかった。話の中心は百瀬博教に。テーマに沿った裏の話。プルーストの「失われた時を求めて」の話がすこぶる興味深い。木村俊介が漫才にまで言及してくれたのはうれしかった。「行動で韻を踏む」というのは今日いちばんの印象に残ったフレーズ。後半にはゴシップ的好奇心をそそる話もどんどん増えていく。虚実の皮膜から「タモリ論」の話へ。タモリに直接確認 したエピソードいろいろ、タモリをめぐる自主規制がじつに奇妙で面白すぎる。最後になって、ようやくシモネタにスイッチが入ったところで終了。1時間半ほど。終了後にはサイン会もあったが、そちらには参加せず。【送料無料】藝人春秋 [ 水道橋博士 ]価格:1,575円(税込、送料込)【送料無料】物語論 [ 木村俊介 ]価格:861円(税込、送料込)帰りぎわ、向井さんがこっちに気がついてくれて会釈を交わす。小島さんと会って、1階で少し立ち話。1階の古本市もせっかくなので少し見ていくが、つぎに移動するので時間がない。良い古本がたくさんあったような気がするけど、古本ではなく、スチャダラパーの「余談4」があるのを目にして、あまり考えずにこれを買ってしまった。1500円。レジにいらした青聲社さんにもあいさつ。月島から大江戸線で六本木へ。コンビニでまたパンを買って歩き食い。ホールDOZ、「正太郎 in 六本木」。開演直前に到着。盛況。池田さんに案内されて、前方の座布団席になってしまう。春風亭正太郎「もぐら泥」「千両みかん」仲入り「青菜」「青菜」の終盤でどっかんどっかん笑いが起きて終わったのは気持ち良かった。いつもながら、明るく品のいい高座。片付けのお手伝い。池田さん、体調悪そうでとても心配。打ち上げはいつものテング酒場へ。20人近い大人数。まわりが騒がしかったせいか、大声でしゃべっていたようで、どんどんのどが痛くなる。ひさしぶりに会ったヒキマさんにウケる話を選んでいたら、ひとの悪口ばかりになってしまった。みんなに小のぶ師匠の話を訊かれたが、ひと月以上前のことなので記憶がすいすい出てこない。こういう面白い話は推敲して語れるようにしておかなければもったいないな。一昨日が誕生日だった正太郎くんの誕生ケーキも。正太郎くんらはつぎの店に移動したがここで失礼。六本木から日比谷線、東横線。あたまが重い。ひと駅寝過ごし、歩いて戻る。深夜1時前、帰宅。なにもできず。寝る。◇8月25日のツイログ