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テーマ:今日聴いた音楽(73743)
カテゴリ:お気に入り♪
昨日は、大好きなハンドリオンのライブに行ってまいりました♪
表題はそこで聴いた新曲のタイトルです。 ハンドリオンは、中心メンバーの坂上先生のブログ(http://blog.goo.ne.jp/e-bunting/)によりますと 「ケルトをはじめヨーロッパ各地の伝統音楽の香りを感じさせつつも 日本的叙情性をも併せ持つ ケルティック・エスニカル・アンサンブル」。 以前CDの感想を「風景が聴こえる」という記事にしたことがありますが、私は聴いていると旅を連想する曲が多いのです~。 それは、作曲者の先生がスナフキン好きだからっていう噂もあったりw← 「シシリアン・ワルツ」は、その名の通りシチリアの風景が聴こえてくるような曲。 イタリアの長靴の先っちょのところにある島ですが、先生曰く、「真っ青な空というよりも、少しだけウェットな感じ」がするのだそうです。 地中海の青い海はもちろんなのでしょうが、風が少し違ったりするのでしょうか。 この曲が特に印象に残ったのは、ちょうどここ数日、地中海のシチリア付近の人魚の話とかをマイミクさんとしてたところだったのでw 東欧や南欧のイメージの曲は、元々ハンドリオンには多いのですけど、ピンポイントでシチリア来た!と思ってえらくびっくりしたんです 笑 CDにはまだ入っていない曲なので、まさかそんな曲があるとも知らず。 なので、曲を聴きながら展開した脳内妄想はやっぱり人魚ネタで← 作曲者様のイメージとは違うと思うのですけども、楽しかったですw 海の青と空の青。 わずかに湿ったその空気は、ものがたりのかけらを含んでいます。 人魚に助けられた陸の男。彼は怪我が治ったら、いずれ帰らなければなりません。 陸での仕事を果たすために。 別れ際にセイレーンは思い出に自分の鱗を彼に与え、男はそれを親指ほどの小瓶に入れて、胸に下げています。 誰かに聞かれると、そっと微笑んで「セイレーンの鱗ですよ」と答えるのです。誰も信じはしないけれど。。。 数年ののち、義務を果たし終えた男はまた彼女に会いたいと海に向かいます。 けれども人間の同胞の裏切りにあって、もうすぐ海というところで殺されてしまいました。 そして時期はわかりませんが、ずっと彼を待っていた人魚もまた、人間に狩られてその生を終えたのです。 …手を伸ばしあって届かなかった、ちょうど話していたそんなちょっと切ない恋物語が、ずっと脳内展開しておりました。 銀月の外伝にできそうだなって思うくらいww 人魚さんは足がなくて尾びれですからねえ。 今度もしもう一度会えた時、ワルツを踊るときには海の中にすれば問題ないね、とか 笑 あと「燦々」も好きな曲です。 ハンドリオンにはジプシーっぽい曲が多いんですよね。って単なるイメージなのですけどw 「燦々」はどちらかというと太陽の光に使う言葉ですけど、 この曲では、私は個人的に、なんとなく真夜中のジプシーのお祭りを連想しちゃいます。 炎の揺らめきの中、裸足で鈴を鳴らして踊る人々や、おいしそうな肉の焼ける匂い。 薬草を売っているテントや、星を読み天の航路図を指し示してくれる占い師。 彼らは月や満天の星とともに動き、昼間の空の下ではその存在を消してしまいます。 いなくなるのではなく。 昼間には昼の顔、夜には夜の顔。 どんなに強い星も昼間にはその姿を隠すように、転々と移動しながら生きるひとたちの力強さや、いとおしいかなしみのようなものが、聴こえるような気がするのです。 それから他にもいい曲がいっぱい~♪ やっぱり新曲の、「風よ(を?)彼方へ」も良かったです。 「シシリアン・ワルツ」ともども、2ndCD出るといいな~ 1stCDの曲はこちら(http://www.myspace.com/handdlion)からけっこう試聴できますのでもしよかったら♪ ハープとアコーディオンとフィドルて、すごく合うんですよね。 抒情的でも明るい曲調でも両方いけちゃう感じ。 アコーディオン奏者の藤野由佳さんもとても綺麗な方で、演奏ももちろん、軽やかなMCが素敵でした♪ フィドルの大久保真奈さんは、キュートな方だなあと思っていたらとてもお若かった。 「ちょうど明日で25歳になります。四捨五入すると30歳でちょっと…」と心底残念そうにおっしゃった時には、微妙に会場が凍っておりましたww (お客様はもっと年上ばっかりだった お二人は涼やかな浴衣姿でいらして、それもまた素敵だったです♪ そしていっつも思うんですけど、プロの方の演奏ってなんであんなに手の動きが綺麗なんだろう~。。 今回は座った席の関係上、アコーディオンとハープがよく見えたのでまたガン見状態です← だって手が鍵盤の上を踊ってるみたいなんだもんw 後ろの方だったのでフィドルがよく見えなくて残念でしたが、皆様すごーく楽しそうに演奏してらして、見て聴いているほうもすごーく楽しかったです♪♪ MCでは、奥州は平泉に演奏に行かれた話が面白かったです。 平泉世界遺産登録記念と東日本大震災復興祈念の連携イベント、「平泉 久遠の鐘プロジェクト」というのに参加なさって。 そこで演奏した「旅想人」という曲に、ひとりの女性がとても感動して泣きながら、良かったです!と終了後ステージに言いに来たとか。 奥の細道の場所でもあるし、当日急にこの曲をトリにしよう!と入れたとのことなのですが これから「旅想人」を演奏するたびに平泉のことを思い出すんだろうな、とおっしゃっていましたが 実際にライブで聴きながら、そうやって思い出されるあれこれも曲はきっとヴェールのようにひらひらとひるがえしていくんだろうな、なんて思って。 それぞれの思い出や物語をのせて響く音楽って素敵だなあ、と思ったのでした。 そして平泉での二日目は、毛越寺の本堂でハープソロの奉納演奏をなさったそうなのですが。 右手にご本尊様、正面に正座のご住職、左手には参拝の方々。 三方向から視線を感じて、とても緊張したとおっしゃってました。 きっとご本尊様も、ハープの奉納演奏を楽しまれていたんでしょうね~♪ もしかしたら、めずらしい楽器だなあ、なんて思っていらしたりして 笑 あ。「旅想人」も試聴できるみたい。 こちらからー♪ ライブ会場の「音や金時」さんは、小さなお店ですが音響ばつぐん。 CDよりも合奏時のハープがはっきり聴こえるとか。。。すごすぎる。 ハープの音って響きにくいので、普通は胴のところにマイク仕込んだりするのです。 そういうのなしで、本当に生音。 はーーー素敵だったぁ~♪ また機会があったら、ぜひ行きたいなあと思います♪ 応援ぽちしてくださると幸せ♪→ ◆人気Blog Ranking◆ ☆ゲリラ開催☆ 8/23~8/28 はじまりの光 一斉ヒーリング 8/30 一斉ヒーリング - The Sea - お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月28日 16時53分27秒
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