相場は絶望の中で生まれ、懐疑の中で育っている時期かも
今週の征野ファンドの運用状況です。昨年末比は、征野ファンドは-8.06%。ベンチマークのトピックスは-11.93%。引き続き、トピックスを上回る運用になっています。今週の売買は、買付がクボタ(6326)、コマツ(6301)。売付が商船三井(9104)、カシオ(6952)。他に、デンソー(6902)、ダイキン工業(6367)を売買。売買に関しては、久々に多くなってきました。日経平均が7500円を割り込むなど、買い場と思える水準になったためです。ただ、まだ懐疑の状態であることには変わりがなく、ちょっと騰がったら売り、下がったら買いという短期売買になっています。まあ、全体としては若干の買い越しというところです。「相場は絶望の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観とともに成熟し、幸福とともに消滅する」との米国の投資家ジョン・テンプルトンの有名な言葉があります。この先に本当の絶望があるかもしれませんし、逆に当分はないかもしれません。いわば、現時点は、懐疑の中で育っている時期かもしれません。などと思いながら、今後も少しずつ買い越していこうと思います。部門別の昨年末比は、次のとおり。■日本株・・・・-8.27%■中国株・・・・-4.81%