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カテゴリ:エキストラな日々
昨年中に父の父方の大伯父と父の母方の大伯父が亡くなった。いずれもたしか90代だった。
この二人の大伯父はいずれも子が無く、父母は当然亡くなっているので、兄弟姉妹(私の祖父母)にも相続権が発生することになった。細かいところは省略するのだが、父の父方の大伯父はしっかり対策をとっていたのだが結果的に父が幾ばくかのお金を相続することに。父の母方の大伯父はなんの対策もしておらず、法令通りで祖母が幾ばくかのお金を相続することになった。 この相続の結果、なんらかの制度の資産制限額を、父・祖母の資産の合計額がわずかに超えたとかで、超えた分が私と妹に贈与され、先日そのお金が振り込まれてきた。 直接的なものではないのだが、私にとっては実質的に初めての遺産相続ということになった。 父母も70代になり祖父母世代も亡くなる方が増え遺産相続関連の話題が出ることも増えてきたが、祖父母世代で子供がいなかったのはこのお二人だけだったので、こういう傍系からの相続が起きることはこの先はまずないだろう。 一方で昨年からは50年近く前に亡くなった母方の祖父の遺産相続の手続きがなされてなかったことが判明し、こちらも70代半ばになった叔父(婿養子)が慌てて手続きを進め始めた。 50年近く前に亡くなった時は母の姉妹は叔父を婿養子に迎えた長姉以外結婚しておらず、家業として商売をしていたこともあり母の姉妹は全員相続放棄し叔父が全てを相続することで話がついていたらしい(放棄する旨の書類に判までついていたらしい)のだが、肝心の手続きがなされていなかったことで振り出しに戻った形だ。 母と姉妹たちは不満はあるものの相続放棄する方針に変わりないのだが、若くして亡くなった母の妹のお子さんが相続放棄に難色を示しているらしく協議がまとまらない状態のようだ。微々たる遺産が欲しいというよりは、亡くなった叔母の約50年前の無念を汲んで放棄を拒んでいるようにも思えるので、なかなかまとまらないだろう。 何十年後かには母も亡くなるであろうが、その前までにはカタをつけて、私や妹・その先の世代まで持ちこさないようにしていただきたいものだ。 さて、ここまでは全て前振り。 私も人生の半ばを過ぎて数年経った。 この年齢になると結婚したり子供ができたりということはもはやほぼ望みがなく、もしもの時には父母・妹・甥姪へ相続をする可能性が高い。 問題は私が望外に長寿を得てしまい、不幸にして甥姪よりも長生きしてしまった場合である。その場合、甥姪の子供には代襲相続権が無いらしく、私の遺産は遺言が無ければ国に収公されることになる。 長寿になればなるほど資産は減っていくので、そんな事態が起きる頃にはたいした金額ではないのかもしれないが、大甥大姪に資産を遺すことが適切かどうかなのも含めて、また手元にある大量の『モノ』の処分も含めて、資産の整理と相続について改めて考えていきたい。 父母からの遺産相続については相続税の絡みもあるが、基本的には妹の望むような形で分割あるいは妹に一括相続することを考えている。というのも先にも書いたけれど私には配偶者も子供もいないので、いったん私が相続しても、私から妹や甥姪に再度相続することになってしまうからだ。二度手間だ。 実家から遠いところに暮らしていて、父母についての諸々を全て妹に任せているからというのもあるけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
うちは農家なので、別の悩みがあります。
簡単に言うと、山林と農地をどうするかってことです。 私はその場所が分かりますが、私の子どもたち(一男一女)は全く知りません。 母から(父死亡)は、私への相続になりますが、その後は・・・ 長男も長女も結婚することは望み薄です。 我が家も滅亡です(笑 (2021.08.01 21:23:24) |