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Shige & Happy の気まぐれ写真日記

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2018年04月の記事

全13件 (13件中 1-13件目)

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「新樹」創刊号より～archives series １９(4/30)

「私の中の松島」その１　　　名護屋中学校卒業文集「新樹」創刊号(1978年3月)より　名護屋中学校は２校目の赴任校である。1978年3月、国語のM先生が中心になって卒業文集を発行することになった。卒業生の作文や教職員の文が集まり、ガリ版と謄写版から、ボールペン原紙と回転式印刷機という、当時としては大きく進歩した文集製作であった。ただし、原稿を原紙に手書きするのは同じで、ボールペンによる手書きで版が作られた。　自分は、昨年度までの3年間勤務した離島松島のことを書いている。A4縦2段組で4ページという長文なので、数回に分けて掲載する。　今から4年前、時化のために予定より1日遅れた4月8日、私は玄界灘の一離島松島に赴任した。私の教師生活の第1日目を大時化の海は手荒く歓迎してくれた。胃袋が裏返しになるかのような苦しみの末に、松島の防波堤の上に立って見上げたとき、最初に目に入ったのが眼前にそびえたつような岩肌と、その岩肌にすがりついている大小の松の木であった。防波堤の中には十隻近くの漁船が高波に船体をきしませていた。その防波堤の上を、先任の先生方、小中学生、父母の方々が駆けつけて下さり、私の引っ越し荷物を住宅までかつぎあげて下さった。「当時の定期船、新栄丸」(写真上に見える5、6トンクラスの小型漁船とあまり変わらない大きさだった、呼子港にて)　翌4月9日、山道を登り切って少し下ったところにある木造の小学校の教室で、赴任式があった。小中学生54名の前で着任のあいさつをした。そのあと、すぐにその場で小中合同の入学式があり、中学1年生を担任することになっていた私は、生涯で初めての教え子となる8名の子どもを引率して入場した。　男子5人、女子3人、両手を拡げれば全員を抱きかかえられそうな、たった8人のクラスであった。それからの3年間、この8人の生徒たちを送り出すまで、私はこの島と、島の人々と暮らしを共にした。島の子どもたちは、他校の生徒と比べて非常に体位がおとり、衛生観念に欠け、礼儀作法を知らなかった。しかし、慣れてくると、素直で根気強いところなど、良い面もたくさん持っていることがわかった。　毎年6月の声を聞くと、中学生は全員、波止場の中で水泳訓練を始めた。7月の上旬に行われる郡中体連をめざしての練習である。設備、生徒数の関係で他のスポーツができない松島中学校では、水泳だけが唯一の中体連参加種目なのである。　波が高い日は、ブレスのために顔をあげた拍子に潮水をいやというほど飲み込んだり、磯の岩に手を打ちつけてケガをしたりした。波止場の岸壁で数回ターンの練習をすると、岸壁についている貝殻のために彼らの手のひらは真っ赤になった。　そこで、大会前には呼子の小学校や中学校のプールに遠征して、ターン、飛び込み、リレーのタッチなどの練習をした。それでも練習不足のため大会でターンの時に立ち止まったり、中、長距離ではゴールしたあともそれに気づかずに泳ぎ続ける生徒もいた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・続く↓ランキングに参加しています、よかったらクリックをお願いします。にほんブログ村

2018/04/30

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しつけがなかなかできず(4/28)

甘えん坊の室内犬　4月5日に我が家に居候を始めて一か月近くになるのに、まったくしつけができない。トイレのしつけは前にできていたというが、今もって家の中のあちこちに放水している。「すこしおめかし」(毛を少しカットしてもらって、上品に見えるがなかなかのやんちゃ犬)　エサは固形のエサを水でゆるめてやっている。そのほかには食べさせないように心がけている。ところが、我々の朝食の時間になると落ち着かなくなる。　食パンが大好物なのだ。「お座り」ができたら何回か与える。しかしその後が難しい。「お座り」ができるようにはなったが「お手」は片手(足)だけがやっと。「満腹したら…」(気温が高くなってきたからか、床に長く寝そべるのが好きだ)　トイレも「お座り」や「お手」も今のうちに根気強くしつけないと、手の施しようがなくなる。家主の心配をよそに、朝の元気のある時間帯は家の中は犬のサーキット状態である。↓ランキングに参加しています、よかったらクリックをお願いします。にほんブログ村

2018/04/28

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卒業文集「おらびぜ」第8号より～archives series １８(4/25)

「西暦2000年3月15日」・・・その４(最終回)　＜4月23日の記事より続く＞　「い〇〇君は、なんの仕事しようるとね。まだ大工の仕事しよるとね」と訊く僕に、「今は〇〇建設会社の社長で、本社が東京なので東京におるとです。と、〇人君が顔を赤くしながら答えた。「そー」と、あんまりビックリしなくなった僕の耳に「ゴー」という音が聞こえた。「あ、来たようですね」と、〇也君が席を立ち迎えに行った。　ホテルの屋上の垂直離着陸用のジェットエアポートに、コバルト色の小型ジェット機が止まった。なんと、彼は自家用ジェット機でやってきたのだ。　さあ、これでみんな揃ったのである。　国際線ジェット機機長のさ〇〇君。　釣りセンター社長兼中尾酒店社長の〇〇弘君。　〇〇建設株式会社の社長のい〇〇君。　松島ゴールデンホテル社長の〇也君。　千五百トン漁船の船長の〇人君。　松島幼稚園園長のな〇子さん。　呼子警察署署長のひ〇子さん。　松島児童図書館館長のり〇子さん。僕はゆっくりとみんなの顔を見わたした。みんなニコニコしながら、僕の言葉を待っていた。ちょうど、昔僕が帰りの会で八人の担任をしていた時、帰りの会の最後の「先生の言葉を待っていたように…。しかし、ふと考えると、「長」のついていないのは僕だけだった。僕はまだヒラの教師だったのだ。　「まあ、そうがっかりせずに、乾杯といきましょう」というさ〇〇君の声に、「そうだな」と言いながら、たっぷりつがれたグラスのビールを、ひと息に飲み干そうと、「乾杯！」、「乾杯！」　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「卒業の日に」(卒業生8名と職員、在校生と、まだ新築から間もない中学校の校舎前で)　というところで、「ピーン　ポーン　ピーン　ポーン」という音がどこからか聞こえてきた。僕はハッとして目を覚ました。時計を見ると八時二十分をさしている。夢を見ていたのだ。僕は大急ぎで着替え、朝食もとらずにオンボロ住宅を出て中学校の職員室に急いだ。職員室のカレンダーは、一九七七年三月十五日を示していた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・おわり「記念のトーテムポールと」(実家裏に放置してあった電柱を切って、生徒たちと彫った手作りのトーテムポール)　４回にわたって連載してきたこの文は、三年間担任した８人の生徒たちの卒業後22年後、つまり西暦2000年における姿を、私の「夢」という形で描いたものである。現実の時間は一九七七年三月十五日で、この日は彼らの中学校卒業式の日であった。　現実の今の松島の姿は、全国的な地方崩壊の波の中で過疎化が進んでいる。現在島に住んでいる教え子は8人中3人だけである。それでも、彼らがUターンしてきたことがきっかけで、島の人口は激減したけれども、私の教え子も含めて、たくましく自活している若い人も出てきている。↓ランキングに参加しています、よかったらクリックをお願いします。にほんブログ村

2018/04/25

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卒業文集「おらびぜ」第8号より～archives series １７(4/23)

「西暦2000年3月15日」・・・その３　＜4月22日の記事より続く＞　僕たちは、また歩き始めた。やがて、ひじ曲りを過ぎ、峠を越えると、すぐに目に入ってきたのは白いきれいな教会だった。そして、更に目を移すと、松島幼稚園と書かれたグリーンの建物があり、近づくにつれて、そこからは電子ピアノの音と子どもたちの歌声が聞こえてきた。「赴任当時の松島港」(防波堤が低く港内が狭いので、台風時などは漁船は呼子港に避難していた)　僕は幼稚園の窓から中の教室をのぞいた。すると、なんと、ピアノを弾いているのはあのな〇子さんではないか。彼女は、僕らに気づくとひょろりとした体を窓ぎわにはこび、「先生、久しぶりですね」と笑った。彼女は、松島幼稚園の園長先生だったのだ。なるほど、な〇子さんは小学生たちをよく遊ばせて、自分がリーダーになって小さい子どもに好かれていたなあー。というふうに、僕は感心するばかりであった。　それから今度は三人の教え子たち(と言っても、もう三十八歳のお父さん、お母さんたちだが)と一緒に、松島ゴールデンホテルに向かった。　いよいよホテルに着いた。さすがに、僕も年なのか、坂道を歩いてきたので疲れてしまった。しかし、僕はまたビックリしてしまった。ホテルの玄関でちょうネクタイをしたりっぱな紳士がにこやかに僕たちを迎えてくれたが、その紳士は何と〇也君ではないか。そして彼はこのホテルの社長なのであった。最近は日本ばかりでなく外国からも観光客が来るので、かなりもうけているらしい。彼はこの同窓会のために一番眺めのいい十五階の部屋を用意してくれていた。エレベーターで上がりながら僕はもうかなり興奮していた。　用意された部屋には、すでにさ〇〇君、〇人君、ひ〇子さんの三人が待っていた。さ〇〇君は中学生時代の夢がかなって、国際線ジェット機の機長をしていた。英語、フランス語、中国語、ロシア語がペラペラだった。この前は、アメリカの大統領を北京(ペキン)まで運んだと自慢した。僕はよっぽど「月給はいくらぐらいかね」と訊こうと思ったけど、結局やめた。僕より高いのは決まっていると思ったからだ。「1年生たちと裏山に登って」(純真で自然児そのままの子どもたち、島の暮らしに慣れたら三年間はあっという間に過ぎた)　「先生、まだ生きとったですね。て、じゃろう」と相変わらず口の悪いのがひ〇子さんである。「ひ〇子さんは何しよるとかね」と僕は尋ねた。すると、彼女は黙ってハンドバックから黒い手帳を取り出した。僕はそれをよく見ると、思わず後ろに下がった。なんと、それは警察手帳だったのだ。でも、よく考えてみると、僕は何も悪いことはしていないなと思い、気をとりなおして、また尋ねた。「あんたは婦人警官になっとるとね」、「ええ、でも今はこの通りお陰様で呼子警察署の署長をしております」と、手帳をめくって、身分証明書を見せてくれた。僕は、しばらく目をパチクリさせながら、彼女のギョロリとした大きな目を見つめていた。　そうして、僕はやっと心が落ち着いて、ゆっくりとみんなの顔をながめた。り〇子さん・・・〇〇弘君・・・〇人君・・・な〇子さん・・・〇也君・・・ひ〇子さん・・・さ〇〇君・・・「あれ、一人足らんぞ、そうだ、い〇〇君だ、イッサンはどうした。「仕事が忙しいので、少し遅れてくるそうです」と、すっかり言葉づかいが丁寧になった〇也君が答えた。　　　　・・・続く↓ランキングに参加しています、よかったらクリックをお願いします。にほんブログ村

2018/04/23

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卒業文集「おらびぜ」第8号より～archives series １６(4/22)

「西暦2000年3月15日」・・・その２　＜4月20日の記事より続く＞　天気は上々である。呼子から海に出てベタなぎの玄界灘を、愛車はすべるように時速100kmというハイスピードで走り、2分12秒後にはもう松島に着いた。　二十数年ぶりに来た松島である。僕は松島中学校をやめてから後、数年たってニュージーランドの中学校で教師をしていて、三年前に日本に帰ってきたばかりだったので、松島の変わりぶりには本当に驚いた。松島全体が国立自然公園となっていた。立派な波止場には千トンクラスの快速漁船が並び、その他に、レッドやオレンジに輝く、ジェットエンジン付きの観光遊覧船が停泊していた。「在勤当時の松島漁港」(小さい防波堤だったので、時化で高波の時には定期船が入港するのに苦労した)　小松島から高瀬にかけての一帯は観光客用の釣りセンターとなっていた。僕はいろいろな樹木の繁る海岸通りの道を、釣りセンターの方に歩いて行った。すると、向こうから小柄な女性が小走りに駆けてきた。僕はその人が同窓会の世話係の一人、〇ツ子さんだとわかるまでに約12秒ばかりかかった。　ニコニコしながら早口でしゃべる彼女の話によれば、〇ツ子さんは、松島児童図書館の館長をしていると言う。小松島の瀬のところに立っている、ブルーの丸い建物がそうだという。中学生時代には、文化部長などの仕事をして、よく本を読んでいたが、卒業してからも本にかかわる仕事をしているとは・・・。　それから、〇ツ子さんに案内されて釣りセンターに向かった。僕がその昔あらかぶを釣った懐かしい磯はコンクリートで固められ、、そこに釣りセンターの事務所があった。そして、そこから恥ずかしそうに出てきたのが、ここの社長で中尾酒店の社長でもある〇〇弘君であった。彼は最新流行のスーツを着て、葉巻をくわえながら「先生、よう来たですね」と、体に似合わぬ大きな声で言った。　二人の案内で同窓会場の松島ゴールデンホテルに向かった。鉄筋十五階建てのホテルは遠見岳のてっぺんにあり、波止場からロープウェイで登ることができた。しかし、僕はあえて昔の道を歩きたかった。そして、歩きながらずっと昔、中学校の生徒みんなで石油のドラム缶を押し上げたことを思い出していた。坂の途中から見る家々は、みんな鉄筋コンクリートのデラックスなもので、花壇には色とりどりの花が咲いていた。野原にはきれいな水仙の花が、一面に咲いていた。　しばらく登ると、なつかしい学校が見えてきた。でも、学校の風景はかなり変わっていた。でも、何よりも嬉しかったのは、「卒業記念、一九七七年三月」と書かれたトーテムポールがそのままの姿で立っていたことだ。運動場は、全体にガラス張りの屋根がつき、雨の日でもスポーツができるようになっていた。　しかし、いちばん僕が驚いたのは、僕の住宅、僕が住んでいた木造住宅が影もかたちもないことだった。僕は落ち着いてあたりを見まわした。すると、僕は自分の眼を疑った。あのオンボロ住宅の跡は、屋根付きの温水プールになっていたのだ。「当時の職員住宅」(狭い運動場に面した古い木造住宅、奥に見えるのは築後数年のコンクリート住宅)　プールでは、十数人の中学生が水しぶきをあげていた。〇ツ子さんの話では、郡の中体連では毎年優勝して向かうところ敵なしだそうだ。僕は二十数年前の波止場の中での水泳訓練を思い出し、時代も変われば変わるもんだとチョビヒゲをなでながら思った。　僕はふと、千五百メートルを黙々と泳いでいた〇人君のことを思い出した。「〇人君は今何をしよるとね。」と傍らの〇〇弘君にたずねた。「僕ですか、〇人君はですね、えーと言うですよ、よかですか」と、相変わらず前置きが長い。「言うですよ、〇人君はですね、千五百トンの漁船を持ち、船長となって漁ばしよるとですよ」という答えが返ってきた。　　　　　　　　　　・・・続く↓ランキングに参加しています、よかったらクリックをお願いします。にほんブログ村

2018/04/22

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卒業文集「おらびぜ」第8号より～archives series １５(4/20)

「西暦2000年3月15日」・・・その１　二月のなかばの日曜日のことである。僕は太陽熱暖房のよく効いた部屋で、古いアルバムを見ていた。アルバムには、僕が初めて教師として赴任していった松島の写真がいっぱい貼ってあった。写真を見ていると、「あの生徒たち、今頃どうしているかなあ」と、八人の生徒がとても懐かしく思い出された。「赴任当時の松島全景」(中央が中学校とグランド、小学校は写真上に伸びる道を上った「上の谷」にあった」　その時、「あなた、手紙ですよ」と、女房がテレックスから受信テープをはずして持ってきた。そのテープには、「センセイ・オゲンキデスカ・コンド・ドウソウカイヲシマス・ゼヒキテクダサイ・マツシマ・〇〇ヤ・〇〇コ」　とあった。「おい、松島の教え子が同窓会をするそうだ。楽しみだなあ。あの八人の生徒たちもずいぶん変わっているだろうなあ」僕の心はもう松島に飛んでいた。　それから一か月ばかりすぎ、壁のデジタルカレンダーは西暦2000年3月15日を示した。　待ちに待った同窓会の日だ。僕は、朝早く起きて、ひげの手入れをし、髪をセットし、身だしなみを整えた。午前10時、自家用の、水陸両用の電気自動車に乗って出発だ。僕ももううあと一年で五十歳という年を迎えようとしていた。「あなた、気をつけてね」という女房の声に送られて、我が家を出た。　・・・・続く「おらびぜ」(わら半紙に謄写版印刷で、製本も千枚通しで穴を開けて綴じひもを使っている )　＜「おらびぜ」第8号は1977年3月に発行された、初任校の卒業文集である。まだワープロはもちろんパソコンもなかった時代で、文集はわら半紙にガリ版刷りの手作りである。　このブログの2001回目の記事として、この「おらびぜ」第8号に寄稿した自分の文を掲載することにした。5ページにわたる長文なので数回に分けて連載します。＞↓ランキングに参加しています、よかったらクリックをお願いします。にほんブログ村

2018/04/20

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最下位相手に打線が沈黙(4/19)

対楽天6回戦　ソフトバンクホークスが今シーズンはイマイチ調子に乗れないでいる。この日の、現在最下位の楽天との6回戦も、打線がわずか4安打で1対3の敗け試合となった。「7回裏のジェット風船」(何とか盛り上がってほしいというファンの期待を込めて風船が上がる)　勝った楽天イーグルスもわずか4安打だった。塁上にランナーが出る場面が少なく見どころがない試合だった。試合時間がわずか2時間26分だったというのもうなづける。「福岡タワー」(最近は球場から歩いて15分程の、海浜公園の駐車場を使うことが多い)　今日は久しぶりに100～400mmズームレンズを持っていった。しかし、試合が味気ないものだったのでその威力を発揮するシーンはなかった。「帰り道」(この海浜公園近くに来ると、歩道を一杯に埋めた観戦帰りのファンも少なくなる)　今回初めて球場に持ち込んだマイクロフォーサーズの7～14mmの超広角レンズの画角はちょっと新鮮だった。この記事の3枚は、すべてこの超広角レンズの写真である。↓ランキングに参加しています、よかったらクリックをお願いします。にほんブログ村

2018/04/19

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南米の民俗楽器ケーナ(4/16)

音を出すことすら難しい　一昨年の南米の旅では、レストランや駅前などでケーナやサンポーニャとギターで歌っている人たちをよく見た。多くの人は横目にただ通り過ぎていたが、アンデスの山間に響き渡る楽器の音は、平和な時代のアンデス文明を思い起こすようで心にしみた。　小さなサンポーニャを土産代わりに買った。吹き込めば音は出るが、竹の筒が二段に組み合わされているので、曲を弾くとなると上下に口を動かすのが難しい。「サンポーニャ」(小さいのが荷物にならないと思ったが、吹きやすいのは長いものという)　帰国してから、楽器店でケーナを見つけた。それも教本付きで安かったので買った。しかし簡単に音は出ない。リコーダーのように吹き口がなくて、唇の形を平行にして音を吹き込まなければならない。しかも腹式呼吸でないとすぐに息が切れて頭がボーッとしてくる。　カルチャーセンターのチラシにケーナ個人レッスンが載っていた。幸いに卓球練習(月・水・金)に重ならない火曜日の夜である。ともかく基本を習おうと申し込んだ。「ケーナ」(竹に穴を開けたもので、長さ約38センチ、外径約2.9センチ)　しかし、最初からとても難しかった。家では音が出ても、先生の前に出ると音が出ない。こんなことが2回ほど続いた。そのうちに何とか音は出るようになったが、練習曲を吹く段になると、うまくメロディにならない。このようにしてワンクール6回(1回は欠席)終わった。「吹き口」(サンポーニャは縦に切っただけだが、ケーナの吹き口は半円形の切り込みがある)　2クール目になると、なんとか何曲か吹けるようになったが、自分の音は半音ほど低いという。それは最初から指摘されていたが、楽器のせいだと思っていた。しかし、自分の吹き方が悪いためだという。これを今更言われてすっかり自信を無くしてしまった。　正しい音程にするには、口唇の形と息の吹き込み方が大切だと言う。自分はまだ音を上から吹き込んでいるからそれがダメなんだとか。　折角始めたから定番の「コンドルは飛んでいく」ぐらいはモノにしたいが、もう挫折気味である。正しい音(音)が出ないので音(ね)をあげている、といった感じである。↓ランキングに参加しています、よかったらクリックをお願いします。にほんブログ村

2018/04/16

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まつろ武寧王国際ネットワーク協議会の役員会(4/12)

理事になった覚えはないが　古代朝鮮王朝百済を中興した武寧王の生誕地は、日本書紀の記述から唐津市の加唐島と推定されていた。伝承に過ぎなかったこの話は、1970年の韓国公州市で武寧王陵の発掘で墓碑が出土したことで証明された。武寧王の生没年が日本書紀の記述と一致したのである。　この縁をもとにした両国市民の交流はすでに20年にもなろうとしている。日本側の民間団体「まつろ百済武寧王国際ネットワーク協議会」に自分が関わり始めて6年ぐらいになる。ずっと写真やビデオの撮影係ということで、加唐島での武寧王生誕祭や韓国で行われる大百済文化祭にも参加してきた。「ネットワークの総会」(会員数が少なくて、行事のための実働部隊も少ないのが問題点である)　加唐島も人口減少が続き、武寧王生誕祭を行うことが難しくなっている。ネットワークのメンバーも出来るだけ協力を惜しまないが、毎年30名近く訪れる韓国からの訪問団や一般参加者を含めて200人にも及ぶ(加唐島の人口を越える)来島者への対応は年々難しくなっている。　昨年から唐津市内での歓迎会をやめた。そして、生誕祭当日に島民も参加して交流会をするように変更した。このような工夫をすることで、なんとか武寧王生誕をめぐる両国の親善友好を深めていきたいと考えている。「昨年の加唐島での交流会の様子」(島民の皆さんも参加して、楽しく意義ある時間となった)　今一つの問題点は資金面の問題である。会員の会費は3,000円で、ほかに市からの助成金などもいただいているが、とても足りないのが現状である。したがって日本での交流会は会費制で行っているが、韓国側には予算が潤沢にあるようで、毎年9月末に華々しく行われる大百済文化祭での歓迎会や諸行事での熱烈歓迎ぶりには恐縮するばかりである。　旧百済の都は数回遷都しているが、武寧王が治めた時代の都は忠清南道の公州市にある。その後聖王の時代にはさらに西方の扶余郡に遷都する。その後、新羅の台頭で百済王朝は日本に亡命し復活を期することになる。しかしそれも、633年の白村江の戦いで日本の救援軍が中国と新羅の連合軍に大敗したことから失敗に終わった。　こうした滅びの歴史を持つ広州市や扶余郡の人々は、今でも百済の歴史に誇りを持っている。百済とヤマト政権の仏教や文字を介した交流の歴史を踏まえて、旧百済地域の人々が日本に対して大きな親善感情を持っておられることには感動を覚える。　今年から本人がしらぬ間に理事にされたようだ。他の役職での会議や研修会などを考えるととても多忙な日々を過ごすことになりそうだ。高齢化が進む中で、このような国際交流においても若い人の担い手が出てくることが期待される。↓ランキングに参加しています、よかったらクリックをお願いします。にほんブログ村

2018/04/12

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人間ドックの結果(4/10)

５年振りに受診したら　自治体の特定検診は毎年受けていた。今年1月だったか、検診後6か月のアフターフォローで、「体内年齢46歳です」と言われ、あやうく、「64歳の間違いではないですか」と聞きなおすところだった。ウエストもメタボ基準から大幅にスリムになっていた。　人間ドックには2015年以来行っていない、特定検診は無料だが人間ドックは数万円の自己負担が必要である。今回は更に自己負担が増える脳のMRIを含めて総点検をしてもらうことにした。体力的にも年齢的にも曲がり角が近いような予感がしてきたからである。　4月5日に福岡市の共済組合病院で受診したが、現職の人たちは年間で一番忙しい年度始めとあって、この日の受診者は退職者ばかりで、しかも受診者は大変少なかった。そのため午前中にすべての検査が終わった。そして本日(4月10日)、その検診結果が送ってきた。「検診結果」(過去2回分の検診結果と比較して、たくさんの数値が並んでいる)　総合的な診断結果は、F、C、Dが一個ずつだった。FとDは生活習慣の改善が必要で、コレステロールと脂肪肝への対処が必要だということだった。脳のMRIは前回も受けていたが、今回も検査結果は異常なしということだった。「脳のMRIの結果」(所見欄に「大脳委縮は年齢相応です」とあった。萎縮という言葉には委縮するなあ)　良かった点と言えば、腹囲が前回は86.4もあったのに今回は79.1だったことだ。食事を減らしたことと週3回、2時間の卓球練習の成果だろう。　やや心配なことは眼底検査の欄に「乳頭陥凹拡大」という文字があった(診断結果のC)ことだ。乳頭とは視神経が集まるところで、誰でも凹部があるということだ。緑内障にもつながることがあるということで、眼科の診察を受けることを勧めてあった。いまだ花粉アレルギーの症状があり、外出を控えている。週3回の卓球練習も休んでいる。5月になったら本格的に再開できるだろう。それによって、生活習慣の改善は進むだろう。　↓ランキングに参加しています、よかったらクリックをお願いします。にほんブログ村

2018/04/10

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懐かしい広島市民球場～archives series １４(4/8)

1983年6月25日、対巨人12回戦　この時の監督は木葉竹識監督で、1975年途中に就任したが監督1年目にリーグ優勝した。その後、76年はリーグ3位、77年は5位、78年は3位と低迷したが、1979年には再びリーグ優勝、近鉄との日本シリーズも制覇して初めての日本一になった。翌80年もリーグを連覇して、日本シリーズでは再び近鉄を下して2度目の日本一となった。　70年後半から80年代前半にかけては広島カープの黄金時代であった。1983年、たまたま広島に所用で出かけた自分は、古くからのカープファンだったので、たまたま開催されていた対ジャイアンツ戦を、当時は原爆ドームの向かい側にあった広島市民球場で観戦した。「広島市民球場」(原爆ドームの前から撮影、この頃からカラープリントの保存性が少し良くなっている)　この日の昼は広島市民球場で午前中に行われた2軍戦を観戦した。その後、宮島を観光してから6時20分試合開始のジャイアンツ戦を観戦した。「今と同じように熱い声援」(カープが赤ヘルを採用したのは1975年、ルーツ監督就任の年だった)　その後77年には、胸文字・胸番号・背番号・アンダーシャツ・ストッキングが赤一色になった。それ以来“カープ＝赤”が定着し、写真でも1塁側は赤で染まっている。「チケット」(写真から見ると、座席は3塁側内野自由席だったようだ)　この日の試合は首位を独走するジャイアンツに、2位のカープが一矢報いた試合になった。この時点で首位打者だった山本浩二が19号ホームランを放ち、ジャイアンツの3失策にも助けられ4対3で勝って、ゲーム差を4.5ゲーム差にしている。　この年(1983年）、山本浩二は36本のホームランを打ち、4度目のタイトルを獲得した。しかしチームは最終的にはジャイアンツに6ゲーム差をつけられ2位に終わった。「新聞記事」(翌日の新聞、勝ち投手は後に炎のストッパーと呼ばれる津田恒実投手)　その翌年の1984年にはリーグ優勝、日本シリーズでも阪急を下して3度目の日本一を達成した。古葉竹識監督は85年シーズンで引退したが、11年間で3度の日本一を達成した。　その後86年（監督：阿南準郎）、91年(監督：山本浩二)にもリーグ優勝した。しかし、その後は振るわず、2016年の緒方監督によるリーグ優勝はなんと25年ぶりであった。　今シーズンはセリーグは混戦模様である。カープ、ベイスターズを筆頭に戦力は拮抗している。パリーグでは久しぶりにライオンズが独走しているが、打撃は「水物」というように、今の打線好調が維持できるかがカギになるだろう。↓ランキングに参加しています、よかったらクリックをお願いします。にほんブログ村

2018/04/08

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突然の乱入者(4/5)

分をわきまえぬ居候犬　明日(4月6日)がHappy君の5年目の命日というのに、5年間の空白を破って我が家に子犬が乱入した。生まれて5か月目というが、事情があってしばらく飼えないので預かってほしいと頼まれたのだ。「小型の室内犬」(犬種は何度聞かされてもまだ覚えられない、由緒正しいお坊ちゃんらしい)　名前は一応あるようだが、まだ自治体に届けをしていないので、ついつい「Happy」と呼んでしまう。16年間一緒に過ごしたビーグル系MIXの先代「Happy」はすっかり家族の一員だったので、かわいいものにはついHappyと呼んでしまう。「ありし日のHappy君」(若い時はアウトドアが大好きだったので、よく近くの林道を走らせたものだ)　新参者は自立心に欠け甘えん坊さんである。もう少し朝寝しようとしても、6時半になるとベッドに乗り上げてきて、家族の顔をべろべろに舐めて起こそうとするらしい。　自分もべろべろ攻撃を何回か受けた。自分は朝起きに弱いので、寝室の入り口を閉めてもらうことにしている。↓ランキングに参加しています、よかったらクリックをお願いします。にほんブログ村

2018/04/05

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やっとここまで(4/3)

写真アルバムの処分　20数冊のアルバムの写真を、ポケットアルバム(1ページにLサイズ6枚収納)に整理していった。古い写真は簡単にはぎ取ることができず、ドライヤーで熱を加えながらはぎ取った。　できるだけ時代順を考慮して、ポケットアルバム6冊目の途中まで整理は進んだ。しかし、2001年以降は貼り付け式のアルバムに整理していないので、箱の中には未整理の写真が一杯残っている。「やっとここまで整理」(古いアルバムは燃えるごみの袋に入れて処分した。これで、押し入れの中が少し整理されそうだ)　まだ処理していないアルバムも数冊残っている。カラープリントは自分のアルバムには70年代に入った頃から登場してくるが、初期のカラープリントは色落ちがひどい。1980年代の後半になると急速に技術が向上し、適正露出で撮影した写真にはほぼ色落ちがみられない。　ネガやリバーサルのフィルムもほとんどは捨てることになるだろう。なかには貴重な被写体が残っているかもしれない。多くは個人的な思い入れに過ぎないが、プリントも含めて今後アーカーブシリーズ(archives series)として、本ブログで紹介することもあるだろう。↓ランキングに参加しています、よかったらクリックをお願いします。にほんブログ村

2018/04/03

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