心配なときは…
今日も今日とて仕事からの帰りのウォーキング途上、何がきっかけかは忘れましたが柏原くんが家を出るときに鍵を閉めたかすごく気になってしまうという話をしてました。僕も性格的に小さなことを気にするほうのタイプなので、鍵閉めをするときは自分の中でいくつかチェックポイントがあって、最終的にはいろいろと指先確認をした上で鍵を閉めるのですが、そこまでしても大丈夫かどうか気になるもので何回か途中まで外を歩いてても気になって家まで戻り、玄関の鍵だけでもチェックしてしまったりします。まぁ、かなりそういうところは自分でも神経質になってしまうタチなので、出かける前は玄関が開かないか何度かチェックして出るのですが、たまに自分でも無意識のうちにやっていて記憶に残ってないときがあり、そういうときほど気になるのでチェックしに戻るのですが。柏原くんも僕と同じ性格らしく、どうしてもちゃんと鍵をかけたかどうか悩むときがあるそうで、そんなときってどうしたらいいんでしょうか?と乙女先輩に相談していました。すると驚いたことに乙女先輩は、あっさりとこうしたらいいねんといきなり意味不明なジェスチャーをしだしたのです。そのジェスチャーというのが歩いている途中でいきなり、腰を落として立ち止まったかなと思えば片手で手裏剣を投げているような、手を前後に動かしていたのです。ぱっと見でその仕草、まさに伊賀忍者?と思いながらどう突っ込んでいいものやらと思ってましたら、乙女先輩はこうするんや!と言いながらこれでもかと片手をひたすら前後に動かしてました。さすがに僕も柏原くんも、いい加減先輩が何をしているかわからなかったので、それって何のジェスチャーですか?と聞きますと、玄関に鍵がかかっているのかドアノブをガンガン押し引きして確認してるねんと、あっさり言われました。先輩曰く、力一杯これでもかと玄関ドアが開かないか確認すれば、その疲れ具合で今日は出掛けにちゃんとチェックしたかわかるやろ、と爽やかに言われてしまいました。まぁ、おっしゃってることはわからないでもないですが…、家を出るときにそこまでするっていうのもなかなかに恥ずかしいものなのに、それを逆手にとって鍵閉めにしの準備にしてしまうとは。 さすがに乙女先輩、なかなかそこまでの発想はなかったんで、目からウロコが出たような、そんな気分です。