347030 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

shinoco茸blog

shinoco茸blog

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

日記/記事の投稿

カテゴリ

バックナンバー

2024.05
2024.04
2024.03
2024.02
2024.01

キーワードサーチ

▼キーワード検索

ニューストピックス

楽天カード

2016.01.19
XML
カテゴリ:旅行&山
八ヶ岳 2016/1/9-11

初めての本格雪山登山です。

1/9
7時起床→朝食各自→やまのこ村→南沢→行者小屋→テント張る→赤岳鉱泉・アイスキャンディー見学→夕食はお鍋→20時就寝

途中、カモシカ現る。大きくて立派な個体。今日は小屋でテント張るだけだからラクチン、と思いきや食材なども担いでいるので意外と重い。
今年は暖冬である程度高所になるまで、暑いくらいでした。雪は少ない替わりに、講師陣も初めてという綺麗で面白い光景が見れました。凍った沢に雪が積もっていない幻想的な光景。しかし、途中でピキッと嫌な音がしました。テン場について荷物を降ろし赤岳鉱泉へアイスキャンディー見学。青い氷の塊に取り付く人々。年齢層は若くて皆さんシュッとしてはりました。かっこいいなぁ、いつかやりたい。
夕食は具だくさんなお鍋。食料担当のOさんが白菜など野菜類を干して軽量化を図り、皆に振り分けやすいように重量を記入して8つ等分してくれました。凄い手間!お陰で迅速で美味しく満腹!
翌日は本番なので、受講生は緊張気味。お酒が低体温症の一因になりうると調べてきたKGさんの言葉もあって控えめにし、早々に就寝。
寒いのが嫌いなので、自分の3季寝袋+借り物3季寝袋+ダウン上下+テントシューズ+カイロ。一番端で寝ましたが寒くなく超熟睡!他の方はそこまで厚着してなかったそうで、やはり寒かったようです。
P1092124.jpgP1092131.jpgP1092137.jpg


1/10
5時起床→朝食は雑炊→行者小屋→文三郎尾根→赤岳→阿弥陀岳→中岳のコル→行者小屋→夕食はカレー→20時就寝

昨日炊いて置いたご飯を鍋の残り汁に入れ残りの野菜や卵などをいれて食べ応えのある雑炊。今日の天気予報は晴れ!しかし風速25mと大変な強風になるそうなので、地蔵尾根から登る計画を変更し文三郎尾根から登りました。それでも赤岳山頂に近づくと、雪なのか砂なのかがバチバチと当たります。ゴーグルが凍って見えにくかったので目の回りに当たって痛いくらいでした。
階段も多い急登ですが、なんのことはなく登頂。赤岳山頂は当然遮るものがなく強風。固まって行動食を食べ、記念撮影。休憩している間にぐんぐん体温が持っていかれます。左足の指の感覚が無くなってきました。「内臓を守るために血液が胴体に集まっているのだ、私の脳は身体の中で一番要らないのが左足の指だと思っているらしい!しかし私にはまだ左足の指は必要なのだ!」カイロをお腹に貼ってしばらくすると血液が足先にもやって来ました。ピッケルをもつ指も冷えて麻痺しかけていたのですがこちらも解消。
阿弥陀岳を目の前に体力はどう?とリーダーが聞きます。体力的には大丈夫。裾野まではっきりと見える富士山を横目に急な岩場を登頂すると珍しくKGさんが皆にハグを求めていました。ジャンダルムの時は嫌々だったのに!(笑)
P1102146.jpgP1102161.jpgP1102175.jpgP1102204.jpgP1102208.jpgP1102214.jpgP1102238.jpg
やはり例年より雪が少なく階段や梯子が出ていました。なので難易度は低くなっていたかも?
思ったよりも早く、13時過ぎに下山。夕食にするにはいくらなんでも早すぎます。なのでビールとワインを買いお疲れさまの乾杯!16時頃には夕食準備に取りかかり、炊きたてのご飯と牛筋ペミカンカレー。とても美味しく普段おかわりをしないことで有名なKDさんがガツガツ食べていました。
まったりお酒を飲んで8時に就寝。今日は昨日より風もあり寒い上、シュラフマットをずれて敷いてしまっていたようで、マットから落ちた部分が冷えました。あと枕にしてたザック失敗。中にヘルメットとか堅い物が入って寝心地悪し。ポジションが決まらなかったです。

1/11
5時起床→朝食ラーメン→テント撤収→南沢→30分ほどプチアイスクライミング→下山→八ヶ岳山荘でお風呂→諏訪湖SAで馬刺→19時帰宅

カレー作った鍋とご飯炊いた鍋。それぞれでラーメンを作りカレー味とプレーン味を楽しみます。前日の雑炊に入れる予定だったのに行方不明になっていた卵は、夜にすっかり冷凍された状態で発掘され、ゆで卵にし本日のラーメンに入れました。黄味がモチモチして面白食感。
今日は帰るだけ。しかし油断大敵、行きの凍り部分で滑らないよう予めアイゼンを装着して下山します。
河原の広くなった所で名残惜しく大同心・小同心を振り返ります。登りの時よりもガスがかかってはっきりとした姿は見えませんでしたが、大きな岩の塊のようなピークが格好良くそびえていました。
さて、問題の凍った沢の部分。ザックを置いてヘルメットを被り、レッツ!プチアイスクライミング!1m程度の高さですが、登るのはもちろんクライムダウンが難しい!しかし青白い氷にピッケルを効かせ、アイゼンを蹴り込むのは楽しいし気持ちがいい!ザクッという音や、砕かれて飛び散った氷さえいつもより透明で美しく感じました。この楽しさを知ってしまったので、いつか赤岳鉱泉のアイスキャンディーに挑戦してみたいです。30分ほど遊び下山。
P1112242.jpgP1112260.jpg
11時前には八ヶ岳山荘に下山し、お風呂に入って温まります。下山時に暑いと思っていたけれど、身体は冷えていたようでとても気持ちいいお湯でした。
諏訪湖SAで食事。講師陣は名物の馬刺・ワカサギ・信州サーモン・蕎麦をまんべんなく頼んでシェア。慣れたものです。私は馬刺ユッケ丼を戴きましたが、ピリ辛ごま油が効いて美味しかったです。受講生組もちょっとずつシェア。こういう技も講師に見習います(笑)その後渋滞もなくスムーズに帰路につく事が出来ました。
P1112276.jpg

初めての本格冬山。暖冬で雪が少ないとはいえ、ピッケルを握る手の冷たさなど経験して初めて分かることがたくさん。
CLがテントで「君たちは一般登山者から一歩進んでいるんだよ、赤岳下山時に危なげに下っているグループを見ただろう?でも受講生はすーっと下れた。これは今までの訓練の成果だ。」と言ってくれました。実技皆勤賞なのに体力も技術も他の方々に及んでいないけれどちょっとずつスキルアップしているのだととても嬉しかったです。
昨年3月から始まり、岩や沢、雪山と色んなことを教えていただきました。修了山行は5月なのでまだスキルアップできるチャンスをいただけること、講師の皆様には感謝が絶えません。そして2016年もよろしくお願いします!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016.01.19 23:05:10
コメント(0) | コメントを書く
[旅行&山] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.