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本書は、降ってきた案件をどう処理するかということに長けているだけでは、表面的な解決しかなく、問題がずっと残るので、根本的に考える社員を作ることが重要と述べたものです。
さばくのが上手な人は、一見仕事ができそうに見えますが、ある種役人的で、手続きを終えることに終始してしまう傾向にあります。一見仕事が速そうですが、そもそもその手続きはなぜそうなっているのか、今のビジネスモデルが停滞しているならばそれは間違っているのではないかとか考えることができません。 ということで、根本的なところから考える人がいないと戦略レベルで変化しないということです。 本書は、考え方的には正しいと思いますが、後半の対策の辺りは抽象的で、あまりグッとくるものがありませんでした。そもそもを考えるようにしようとか、一般的な感じがします。「なぜ社員はやる気をなくしているのか」が面白かったので読んでみましたが、パワー不足感がありました。でも、ほかの本も読んでみようかと思っています。 考え抜く社員を増やせ! [ 柴田昌治 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年08月27日 13時03分40秒
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