Second Wind　　嗚呼、くりむぞん

今期のＪリーグも、入れ替え戦を除き終了した。

終了すると同時に神戸の新監督が発表された。
スチュワート・バクスター氏。
経験も実績も充分である。神戸をＪに引き上げた実績もある。

監督選定で四苦八苦した今年、クラブ譲渡で出遅れた昨年とは比較にならない。
まあＧＭの経験、手腕、人脈といったベースが全く違うのだから、比較をする方がおかしいのだが。

これから監督の要望に沿った補強、チーム造りが一から始まる。
ヴィッセル神戸を初めて率いた監督。
その監督が、どん底まで堕ち、再生を図るチームに再び現れた。

元監督とはいえ、メンバーも変わり、チームの母体自体が変わった状況では、初めての就任も同じだろう。
前回もＪ昇格まで２年必要とした。
当時とはＪリーグのレベルが上がっているため、今回のＪ１昇格には、９６年と同じか、それ以上必要かもしれない。

クラブもサポーターも長い目で見て欲しいと思う。