テーマ:正しい食育ってなに?(1638)
カテゴリ:食育について
こういう記事を読むたびに滅入ってしまいます。(笑)
今回紹介するのは、ヨウ素です。まずは新聞記事を読んでください。 ・・・・・・・・ここから引用・・・・・・・・ 【健康】ヨウ素 取りすぎ注意「食事摂取基準」来月改定 3月9日7時56分配信 産経新聞 エネルギーや栄養素の摂取量の目安を示す「日本人の食事摂取基準」が 4月から改定になる。今回の改定では微量ミネラルの「ヨウ素」について、 健康障害への潜在リスクの目安となる「耐容上限量」が引き下げられた。 ヨウ素は甲状腺の正常な働きに不可欠だが、昆布など海藻に豊富で 日本人は摂取量が多量になりがち。適量を目指すにはどのような 食生活を心がければよいのか。(津川綾子) [表で見る]主な食品の「ヨウ素」含有量 ◆甲状腺機能に影響 ヨウ素は甲状腺ホルモンの働きに必要なミネラル。海藻、特に昆布に 豊富に含まれる。乳幼児期に不足すれば脳などの発達に影響し、 成人では甲状腺機能が低下する。日本人の平均的なヨウ素摂取量は 1日当たり約1500マイクログラム(推定値)。推奨量(成人)は 130マイクログラムで、普通の食生活なら不足の心配はない。 むしろ心配なのが、過剰摂取だ。和食に昆布だしの利用は欠かせず、 日本人は摂取量が多い。ヨウ素の過剰摂取が長期間続けば、 甲状腺腫や甲状腺の機能低下を招く恐れがあるという。ただ、 通常の食生活では問題ない。 今改定は過剰摂取による健康被害の予防も目的の一つで、 基準を超えて摂取すると健康障害へのリスクが高まるとされる 「耐容上限量」(改定前は上限量)を、ヨウ素について成人1日当たり 「3000マイクログラム」から「2200マイクログラム」に引き下げた。 具体的には食生活で何を心掛ければよいのか。基準策定にも かかわった関西大学の吉田宗弘教授(栄養化学)は 「昆布製品の摂取間隔や食べ合わせにコツがある」と話す。 例えば、ダイエット食品としても人気が高いとろろ昆布は、 1グラム(ひとつまみ分)当たり1千~3千マイクログラムと ヨウ素が豊富で、すぐ耐容上限量は超えてしまう可能性がある。 「時々5千マイクログラム以上の日があっても構わないが、 ヨウ素が排出されるように間隔を空ける。連日大量に食べ続けるのは控えて」 と促す。また、みそや納豆、しょう油、豆腐などの原料となる大豆には ヨウ素中毒を防ぐ働きがあり、昆布などと一緒に取るとよい。 「昆布だしのみそ汁やきつねうどん、湯豆腐などは、ヨウ素の 過剰摂取を防ぐ和食の知恵」と吉田教授は指摘する。 ◆妊娠中は慎重に 一方、「妊娠中や乳児の母親はヨウ素摂取に注意が必要」 と話すのは尚絅(しょうけい)大学の西山宗六教授(内分泌学)。 西山教授が平成12~15年、新生児約3万8千人の 甲状腺刺激ホルモン(TSH)値を調べたところ、TSHが高い 新生児の母親は妊娠中、正常な新生児の母親の約6倍もヨウ素を 摂取していた。妊娠中の過剰摂取は胎児への影響が大きく、 TSH値が高いと先天性甲状腺機能低下症の恐れがある。 西山教授も食生活への注意を促しており、「インスタントの 昆布だしには100ミリリットル中に平均約950マイクログラムの ヨウ素が含まれていた。妊娠中や授乳中の母親は摂取を慎重に」と話す。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100309-00000026-san-soci ・・・・・・・・引用ここまで・・・・・・・・ 何マイクログラムとか訳のわからんことを言っています。 そんなこと確認しながら食生活を送ってはいませんがな。 >また、みそや納豆、しょう油、豆腐などの原料となる大豆には >ヨウ素中毒を防ぐ働きがあり、昆布などと一緒に取るとよい。 >「昆布だしのみそ汁やきつねうどん、湯豆腐などは、ヨウ素の >過剰摂取を防ぐ和食の知恵」と吉田教授は指摘する。 要するに、和食にしなさいよってことですよね? >「インスタントの昆布だしには100ミリリットル中に >平均約950マイクログラムのヨウ素が含まれていた。 要するにインスタント昆布だしは駄目よ、ということですよね? そうして、安食が付け加えたいことは、 肉、牛乳・乳製品を摂らない、ということです。 研究者のみなさん、実生活に密着した研究をしてください。 例えば、 肉を毎日食べている人と、そうでない人との違い調査。 牛乳・乳製品を毎日摂っている人とそうでない人との違い調査。 これらこそが本当に役に立つ疫学調査だと思いますよ? あなたもできる「食育」 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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