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2014.11.28
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 今回は、2014/01/29 公開の「[やってみよう] 記事をポジティブにしてみよう」のフォローアップ記事となります。



 文章の書き方は、人によって好みが大きくわかれます。
 良文か、悪文かという基準は、読者側の読解力に大きく左右されるためです。

 文章をあつかう業界では、普遍的な言葉づかい、そして業務の分野別に言葉のルールが細かく明文化されています。
 特に産業分野では、読者の読解力と語彙力に開きがあることを考慮したうえで文章を書くことが求められます。

 難解な表現を好んで使う言語マニアの人たちがいる一方で、字づらを追うだけでも精一杯の人もいるわけですから、文章を幅広い層の人たちに提供したいと思うなら、どちらにあわせるべきかは明らかでしょう。

 前置きはこれくらいにして、読者が読みやすいと感じる文章のくずし方について語ってみます。

文章をくずすことの重要性


 自分の場所で好き勝手に文章を書けばそれでよいと思っているのに、なぜ文章をくずす必要があるのか。
 それは他でもなく読者のためです。
 一般に公開する以上は、読んでもらうことを前提に文章を書いた方が、読者がつきやすくなります。

 読者は忙しい中、あなたの記事にたどりつきます。
 そんなとき、このような文章が目に飛びこんできたとしましょう。

何時も使用しているカメラのレンズが破損した為、帰宅序でに量販店に赴き、キャノン製広角レンズ EF17-404L を物色。
店員の説明を聞き乍ら、商品を手に取っている内に購入意欲が沸々と湧いてきたが、如何せん高額商品故、実際の購入に至る迄には更なる仕様検討を行う必要が有るだろう。



 いかがでしょうか?
 私だったら反射的に Web ブラウザの「戻る」ボタンを押してしまいますね。

 漢字を多用するクセのある方が、読者寄りの読みやすさを無視している典型例といえましょう。
 ネットでぶらりと立ち寄った読者は、一般的に忍耐力を要する文章を好みません。
 しかも、カメラ通の人や業界人が見れば、この筆者は本当のキヤノンファンではないことは丸わかりです。

 社名は「キャノン」と発音しますが、社名表記が「キヤノン」かどうかは、意外と多くの人の目にさらされることになります(細かいことですが、気にする人はいます)。

 上記の文章を誰が読んでもわかるように校正した例を二種類挙げてみます。

いつも使っているカメラのレンズが壊れたので、会社帰りに量販店に寄り、キヤノンの広角レンズ EF17-404L をチェックしてみました。
店員の説明を聞いているうちに買いたくなってきましたが、それなりに値段が張るものなので、もう少し検討してみます。

いつも使っているカメラのレンズが壊れたので、会社帰りに量販店でキヤノンの広角レンズ EF17-404L を見てきました。
いやーやっぱり店員のトークに乗せられると衝動買いしたくなっちゃいますね。でも、今は手が出せそうにもありません。


 くずし過ぎの印象もありますが、レンズが壊れてから買いたい気分になるにいたるまでの経緯が目に浮かぶことでしょう。
 読者に状況を想像させることは、文章を書くうえでのキモになります。

 しかも、ここまでくずしておきながら、「キヤノン」を押さえていますので、ブランドのことをある程度知っている人が書いていることを読者に伝えることにも成功しています。

 読者が一瞬で去ってしまうような文章を書くよりは、流し読みでも最後まで見てもらえそうな文章にととのえることの重要性はこれで理解していただけたのではないでしょうか。

 特に、記事を書いてアフィリエイトをがんばりたいと思ってらしゃる方は、読者が以下の順に目をつける傾向があることも考慮しておくとよいでしょう。

魅力的なネタ(話題)> 見やすい構成 > 文章力 > 情報量 > 語彙の豊富さ


漢字のくずし方


 漢字はくずした方が見やすくなるものと、くずすと意味が通りにくくなるものがあります。
 たとえば、専門用語に使われる漢字ならそのまま残したほうがよいでしょう。
 逆に、語尾に使われる漢字や接続詞などはくずした方がよいとされます。

 例をいくつか挙げてみます。

  • 又 → また
  • 度々 → たびたび
  • 但し → ただし
  • 乍ら → ながら
  • 乃至 → ないし
    (ただし、「ないし」は格式ばっているので、軽めの文章を書く場合には、文脈に応じてできるだけ「または」、「〇〇~〇〇まで」に置き換えたほうがよい)
  • 即ち → すなわち
  • 概ね → おおむね
  • 事でしょう → ことでしょう
  • 出来ます → できます
  • 居ます → います
  • 等 → など
  • 人々 → 人びと → 人たち


 また、文脈上同じ意味の表現なら、できるだけ簡単な方を採用したほうがよいとされます。
 例をいくつか挙げてみます。

  • 行います → します
  • 行えます → できます
  • 可能です → できます
  • することができます → できます
  • 使用します → 使います(つかいます)
  • 推奨します → おすすめします
  • 扱う → あつかう


 新聞、雑誌や一般顧客に向けたセールスレター、広告などは、上記でご紹介したようなくずし方が採用されていますので、参考にしていただけると思います。

本来は誤っているが、読みやすさのために採用される書き方


 疑問符(?)や感嘆符(!)はもともと日本語の表記には存在しない記号です。
 しかし、現在では小説や文献、ニュース記事などでも散見されますので、ほとんどの方はあまり違和感をおぼえないでしょう。

 また、ブログ上の文章は、正しい日本語を追求するよりも、簡潔さとおもしろさにウエイトが置かれる傾向がありますから、読者目線でおもしろくなりそうな表現にととのえてみてもよいでしょう。

 たとえば、以下のものを採用するパターンです。
 いずれも、多用すれば軽率な印象が強まるだけですから、分量はごく控えめがよいでしょう。


・流行語を混ぜる

 流行りの言葉を混ぜながら書く方法ですが、1年、2年と時が経つにつれて風化していくことを踏まえたうえで利用するのがよいでしょう。

 ナウい表現は、いつの間にかとんでもなくダサい表現に変わるものです。


・文字色や文字サイズを変更する

「危ない!」よりも、「あぶない!」 と書いた方が臨場感もあり、緊迫感も漂いますね。

・独自の擬音語/擬態語を使う

 「ガーン」、「ギョエエー」、「イエイ」などの表現は、筆者の心境を文章に投影するのに役立ちます。


・カタカナ表記を使う

 本来はひらがなや漢字で表現される言葉を、あえてカタカナに書き換えることです。
 これにより、文章に軽快なリズムがプラスされます。

 書き換え前)見え見えの下心って痛々しいね
 書き換え後)ミエミエの下心ってイタイタしいね



 絶対にこのようにしなければ読者がつかないという話ではありませんが、文章を収益化させたい場合には、かならずといっていいほど浮上するのが文章スタイルの問題です。
 客観的にご自身の文章を読んでみたときに、読みやすくなっているかどうかを判断する材料にでもなれば幸いです。





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最終更新日  2014.12.05 00:28:03
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