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ショップハンター

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2015.11.17
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 最近は楽天プロフィールの利用頻度もめっきり減り、これからどう使っていこうかと考えあぐねていたところだったのですが、昨日、機能の一部終了のお知らせに気づきましたね(今さらながら)。

 【重要なお知らせ】一部機能の終了について

 お知らせでは、以下の機能が 2015/12/14 あたりに終了するそうです。

 1.お気に入り機能
 2.招待機能
 3.コレクション機能

 そこで今回は、上記の機能に対するツッコミと、楽天プロフィールが抱える問題点についてテキトーに語ってみます。

全体的に使い勝手が中途半な楽天プロフィール


 いきなり手厳しい表現で楽天スタッフには申しわけない気持ちもありますが、これが率直な感想です。

 楽天サービス利用者が参加するための SNS という位置づけは、もともとはショッピング会員だった人が補助的にブログやレシピなどのサービスを利用することからサイトの滞在時間が伸び、その中から常連ユーザを獲得して商品やサービスを積極的に宣伝してもらうというのが目論見でしょうし、それは当たっていたのではないかと思います。

 しかしながら、サービス開始から 4 年あまりが経過した今もなお、以下のような中途半端な印象は依然として残っています。

 1. ショッピングユーザ層とコミュニケーションユーザ層の混同

 ショッピングしか興味のない人は、とくに他ユーザとのつながりを求めてはいないでしょう。
 アフィリエイトを積極的にやりたいショッピングユーザは、かけた時間を収益につなげたいと考えますから、SNS で商品紹介を積極的にやりますが、それだけではうまくいかないことがわかってきて利用頻度もだんだんと落ちていきます。

 逆にコミュニケーションにしか興味のない人は、楽天でのショッピングは補助的なものなので、SNS 上でせっせと商品紹介を繰り返すこともないでしょう。
 また、ある程度のフォロワーを抱えている人たちは、商品の宣伝は打算的な行為として人から嫌われることをよく心得ていますから、過剰な商品紹介を慎む傾向も見られます。

 これは楽天的にはあまりおいしくないでしょうね。


 2. ぜんぜん広がらないよ友達の輪!その原因は検索、ハッシュタグ、リツイート機能の不足

 共通の仲間を見つけるにしても、検索機能がキーワードの複合検索に対応していないため、大雑把な検索しかできません。

 たとえば、読書好きな人を探したい場合、そのジャンルはフィクション、ノンフィクション、ミステリー、ファンタジー、哲学、などなど、枚挙にいとまがありませんし、その好みも人によって大きく偏っているのがあたりまえですね。
 特定の作家の作品しか読まないというコアな読書好きもいるわけです。

 ですから、「読書」というキーワード一つで仲間を探せるのかというと、おそらく答えはノーでしょう
 
 つぎに、ハッシュタグが使えないというのも SNS としては機能不足といえますね。
 ハッシュタグをご存じない方のために説明させていただくと、自分の発言にキーワードをつけておくことで、そのキーワードを持つ他のユーザの発言も見られるという機能です。

 twitter なら #rakuten みたいに指定しておくと、#rakuten というハッシュタグがハイパーリンク化され、それをクリックすると、同じように #rakuten というタグが入った他の人の発言を読めるという機能です。

 ハッシュタグがあることにより、フォローしていない人の発言も自由にハシゴできるようになるというしくみです。
 楽天プロフィールにはこの機能がないため、自分がフォローした人の発言しか読まないという、とてもせまい世界のコミュニケーションになりがちです。

 発言のシェア機能も力不足ですね。
 人の発言についてナイスやコメントはできますが、他の人にも紹介したくなるような発言をシェアする機能(twitter でいうリツイート機能)がないと、やはりコミュニケーションは内輪だけで終わってしまいますから。


 3. 楽天ROOMの開始により、ますます存在理由がわからなくなったコレクション機能

 楽天プロフィールのコレクション機能は、楽天ROOM というサービスが始まったことで、その存在理由を問われることになった印象が強いですね。

 楽天ROOM

 楽天ROOM は、楽天が取り扱っている商品を集めてコメントを入れ、みんなに見てもらって商品情報を交換するサービスです。
 私も一時期 Pinterest 的な使い方を模索していましたが、感覚的には楽天プロフィールのコレクション機能と変わりません。

 楽天プロフィールで商品の画像をドーンと貼ってもあまり反応がないというのも問題だとは思っていましたけどな(自分の周りだけかもしれませんが)。


 4. メディア挿入ができない

 twitter や Facebook では、画像や youtube 動画を発言の中に貼ってシェアできます。
 著作権やアフィリエイトの兼ね合いでメディア挿入機能が検討されなかった可能性もありますが、画像や動画はまちがいなく他ユーザの目を引きます。


 5. お気に入りの整理ができない

 お気に入り機能があまり利用されなかった原因として、楽天プロフィールがブログ記事宣伝ツールや雑談専用ツールにしかならなかった可能性と、お気に入りのつぶやきをカテゴリ別に分類したりフォルダに入れたりする機能がなかった可能性が考えられます。

 私もお気に入り機能を使っていたのは最初のうちだけでしたね。
 当初はいろいろ面白い考察をする方がいらっしゃって、お気に入りに入れて何度も読み直していたりしました。
 しかし、つぶやきそのものよりも、次第にブログ記事の宣伝ばかりが目立つようになり、お気に入り機能の出番はほとんどなくなっていきました。


 6. つぶやきのブログシェア機能がない

 人のつぶやきをブログで紹介したい際に、引用という形をとる場合はシェアタグ機能が便利なのですが、そういった機能が楽天プロフィールには用意されていません。
 これがあると、他社サービスのブログでもつぶやきを引用できるため、より広い範囲で使ってもらえる可能性が高くなります。

楽天のよさを活かしたコミュニケーションツールとして残っていくのかが微妙なところ


 個人的には、楽天市場トップページの「ソーシャルサービス」欄にも楽天プロフィールのリンクを置くべきだと思います。
 楽天会員でショッピングはしているものの、楽天プロフィールの存在すら知らない人たちも多いと思います。

 twitter は全世界にユーザがいるし、よそ者が多くて怖いから、楽天で知り合った仲間とゆるく付き合っていきたい人には、楽天プロフィールは恰好のツールにはなるでしょう。

 しかし、前に挙げたように、新しい仲間を見つけにくいツールであることは確かですし、フォローしていない人から唐突にコメントを入れられることを好まない人たちも多いように思います(数年見てきての経験と憶測にすぎませんが)。
 このため、数人~十数人の輪でチマチマ会話するには適しているかもしれませんが、もっと大きな輪、たとえば特定の話題のスレッドだけに参加したいとか、企業サービスについてちょっとツッコミを入れたいときとかには使いにくいですね。

 既存の楽天スタッフプロフィールの活動を頻度を上げたり、楽天の問い合わせ窓口用のアカウントを増やして、楽天プロフィール上でサービスに関する質問を受けつけたり、メンテのお知らせや、新サービスの告知を発信したりするのも、ユーザの参加率の向上に効果はあるでしょう。

 個人の事情にかかわることはプラつぶで回答したりしてもいいかもしれません。
 苦情や、理不尽な要求も増えるため、スタッフを配置するのも躊躇するところかもしれませんが、機能拡張や仕様変更を伴わずに着手できますし、ユーザの声を拾い上げるチャンスにもなります。

 それから、twitter や Facebook の二番煎じになりますが、著名人や企業の公式アカウントを用意して、そこからガンガン情報発信するのはある程度効果はあると思いますが、すでに他社のツールを使っている人や企業を誘導してくるのは難しそうですね。

 あとはまた気が向いたときにでも書き足したいと思います。


参考リンク:

楽天プロフィールで避けて通れない問題を考える(1)
楽天プロフィールで避けて通れない問題を考える(2)
楽天プロフィールの微妙な位置づけ




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最終更新日  2015.11.17 21:46:32


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