札幌の賃貸【逍遙館】の軌跡

夏のある日、私たちは洞爺湖畔にいました。

湖の周囲をめぐりながら、時々車を止めて景色を眺めました。

どの景色も眩しくて、美しくて、ただただじっと眺めていました。

青空の下、それぞれの夏休みを楽しむ人たちが、景色の中に溶け込むように写真に写りこんでいます。

特別なことなどひとつもないけれど、大切な人と同じ時間を過ごすこと。

だれもが穏やかで幸せそうに見えます。 

あっ、ボーダーコリーだ！

わたしは声をあげ、主人はシャッターを切ります。

ふたりが同時に思ったのは天国にいるいとしいベスのこと。

そしてお留守番をしているヤムヤムのこと。

こんな風に、わたしたちは同じ時間を重ねています。


｜逍遙館俱楽部代表｜

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