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2005年08月22日
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カテゴリ:日常(日々の泡)
 
 (ここに書いてあったものは削除)
 
 21歳。
 いや、8月の頭に「風の歌を聴け」をもじった
 連作を書こうとした時(中断してますが、再開
 するなら、金になる、金にする、と決意した時
 にします。ただで、小説も、小説もどきもオレは
 書きたくいないし、書くなら習作として周りの
 数人に読んでもらう、と勝手に決めました。それが
 元々だったし)、頭に浮かんだことの一つで。

 「自分(僕のことです)、文章書く才能
 あるんちゃうん」
 
  21歳の頃、女友だちに言われた言葉です。
 全く、僕の文章を読んでない人に言われたのなら
 「担ぎやがって」とか思ったのでしょうが、当時、
 僕が書きなぐっていた映画の感想文をいくつも、それも
 勝手に読んで、言って来られたものでした。

 むっちゃ、嬉しかった。
 やはり、好意のある方でしたし、なんだか非常に
 聡明そうに思える方でして。
 年齢は僕より2歳ほど下でしたが、
 《なんかやるん違うか》
 と思わせてくれる方でした。

 21歳。
 普通の21歳ではないんです。いや、僕が普通だったの
 かも。なにせ、女性と付き合ったことのない21歳ですから
 ねえ。晩生なんてもんじゃない。
 はっきりいって、電車男みたいなもんで、
 もてない男(今もそうだが。悔しいから書くけど、確かに
 30才前後の1、2年だけはなぜかもてた、と思う、あの時
 期だけやった、後にも先にも。こっちから声かけんでも良か
 ったんは)でしたね。

 だから。
 なんとか、自分を認めてもらいたくて、女性にももてたくて、
 でも小説書いたり、脚本を書くには全く才能、経験ともに
 不足で。で、いきつく先は見た映画の感想、評論で。
 15歳ぐらいから書き続けてましたから。
 僕の性格のおかげで、ほとんど散逸して今、活字になった
 分、ぐらいしか残ってないのが残念(でもないな、恥ずかしい
 だけだし)かも、ってやつで。

 で、「文章書く才能あるんちゃうん」になる訳です。
 初めてでしたから。サリンジャーを僕に教えてくれた
 人でもあったのですが、そういう小説とか読みなれてる
 方に、ひょっとして、と思われたのが嬉しかったし、
 それが当時の僕の気持ちの支えになった。

 文章教室に通ったり、海外(インドとか)へ行って
 帰って出来損ないのルポを書いたりするようになった
 原点があの言葉にあったのは確かで。

 その流れで、スポーツ記者にもなったわけで。
 採用していただいた当時のこの会社の運動部長
 さんの「お前の作文に惚れた」が次に、来て
 今のところ《勘違い》となる文章に対する考え方
 =オレは文章がかけるはず=につながるわけです。

 まあ、もっとも、これは昨年、
 いまの勤めている会社のアテネ5輪へ僕を派遣しない
 理由として挙げられていた《谷川記者は文章が書けない》
 の一文ですべて終わりましたが。
 (ニュースを取る能力を評価していたように書いて
 あったのは糞飯ものだった。自分でも思いますが、両方が
 リンクしてないと、新聞原稿だって書けない)

 あ、駄目押しもあった。
 このブログで、会社の人が監視に使っている、と何度も
 書くのは僕の運動記事に言葉のダブりが多いことを指摘
 した上で、書き込み時間を確認して注意する文書を上の方
 から頂いたためで。4月のことですが。やはり、文章が
 下手を強調したそうだった。

 上13行と、そこまで書いてきたことのギャップが
 すべてかな。と。20代半ばまでは、ひょっとして、
 とうい文章を書いてきて、40代半ばではどうしょうも
 ない文章の書き手。確かによくいます。ただ、
 「めっちゃピンぼけ」を書いたんは、ここ1、2年の
 内です。文章はともかく、確かにあの小説をきちんと
 受け止めて、いろんなことを考えてくださってる方も
 いる。

 単純に、僕に文章が書けない。
 って、断を下す輩。
 物事を立体的に見れない証明して
 るんじゃないか、って僕は
 思います。
 文章ってなんやねん?

 確かに、小説も一流でないかも
 しれない。ただ、それは文章が下手だから
 ではない。感性の問題で、誰も書いたことのない、
 読んだことのない、って世界をまだ表現出来てない
 からで。

 自分でも言っておきます。
 確かに文章、うまいとはいわんが絶対下手ではない。
 それが分からずに、人の文章を、よう
 読んだり、評価したり、直したり出来るなあ、あんたら、
 とも思ったりして。

 ほんとに、書きたい話と違う方へ行ったけど、
 言っておかないといけないことでもある気がして。

 まあ、それはそれとして。

 21歳の時、僕に自信を与えてくれた彼女。
 今、自らキルトを織り続ける日々の中で、自己
 表現を続けてられます。本人が作ったキャリア
 の表を見ると、辞める、の嵐。それだけ試行錯誤
 されて生きて来られたということだと思います。

 甲子園の取材が終了した翌日の21日。
 神戸の垂水区にあるこじんまりとしたお洒落な
 カフェレストラン「M’s kitchen」
 で、5月から7月まで約50日間、彼女が
 彼女の家を使って行ったキルト展の打ち上げが
 ありました。

 雨で順延にならなかった高校野球のおかげで出席
 は出来た。で、彼女と彼女の妹さん(妹さんは僕の
 ことは忘れてたけど)以外、誰も知らない約20人
 ぐらいの方と時間を過ごしました。

 彼女の一言がなければ、間違いなく別の人生を
 辿っていた。
 分岐点、っていうことだけはしっかり頭の中で
 再確認させてもらった一日。
 それが2005年の8月21日でした。

 (下)彼女が7年ほど前に一年ほど、出していた小文集
  「麓から。」。今回の打ち上げのために、7年ぶりに
  特別篇を作られていた。僕も7年前には、毎号文章を
  書かせてもらってました。小エッセイみたいなやつで。
  「読み直したけど、やっぱり良かったで」と彼女に
  改めて言われたのは嬉しかった。散逸して、その文章を
  ここに再現出来ないのは残念ですが(彼女は「必要なら
  いつでも原版あるから」って言ってたので、プロになった
  暁には、どこかに発表させてもらおかな)。
  表紙の絵を、中途半端に隠したのには理由があって。
  「モヒカン靴のシンデレラ」(中沢新一著、牧野千穂/絵
   、マガジンハウス1400円)
  からの引用の可能性があるみたい、っていう。余計な
  ことに彼女を巻き込みたくないので、隠しました。
  まあ、只で20人ほどに配ってる小冊子なので問題もない
  だろうけど。
 





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最終更新日  2005年08月24日 16時26分26秒
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